1300の「しおかぜ」は5935と6070kHzが強力である。ジャミングはまた区内。水曜日は英語放送が出ている。
同じく1300代の朝鮮語と日本語放送もクリアーに聞こえている。「ふるさとの風ニュース」、「ニュース解説」と続く。今週の一曲、朝鮮語放送は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」が出ている。日本語放送は1979年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」である。スケジュールなどのアナウンスはなく終了テーマが7分流れ1357に停波している。
1405の「しおかぜ」は6090と7325kHzが良好である。開始と終了時にしおかぜのアナウンスがあり、番組本体は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。7325kHzは1430にCRIにほぼつぶされてしまう。
1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力に入感している。ジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2022年4月6日、16日、23日、26日、5月3日と同じ内容である。