1300代の朝鮮語と日本語放送、11875、9940、9705、9455kHzが強力に入感している。ジャミングは確認できない。この時間は毎日同じ番組が出ている。「ふるさとの風ニュース」は3月16日拉致被害者家族と面会、冒頭岸田総理の挨拶が出ている。次いで横田拓也家族会会長のあいさつ。
懐かしい日本の唱歌コーナーは「荒城の月」が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は、たまの「さよなら人類」と1980年のヒット曲八神純子の「パープルタウン」の2曲である。日本語放送は、1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」である。あとはこれまで通り認定拉致被害者の氏名、連絡先などのアナウンスで1357に番組終了している。スケジュールは各言語5回の放送時間のみで周波数アナウンスはなくなった。
1300の「しおかぜ」は6040と6165kHzが聞こえている。6165kHzは同波の中国語の混信があるが大きな影響はない。先週並びに機能と同じ番組である。前半日本語、後半朝鮮語が出ている。ジャミングはわからない。
1405の5920と7295kHzも概ね良好である。この時間もジャミングは出ていないようだ。
1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが良好である。いずれもジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まった。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2022年4月6日と同じ内容である。