2022年04月12日

4月11日ふるさとの風

11日月曜日1300の「にっぽんの風」は9940と9455kHzが強力である。しかしタシケント送信の11875kHzはキャリアーのみで音声が乗っていない。1330の「ふるさとの風」は正常に送信されている。
「ふるさとの風ニュース」は3月16日拉致被害者家族と面会、冒頭岸田総理の挨拶が出ている。バックノイズが強く聞きづらい音声である。
「ただ今、家族会・救う会の皆様方から、運動方針を受け取らせていただきました。
 本日は、飯塚繁雄(しげお)さんから代表を引き継がれた横田拓也(たくや)さんから運動方針を受け取らせていただきましたが、こうして家族会の代表が、再び引き継がれなければならなくなってしまったことについて大変申し訳なく思うところでございます。
 ただ今頂きました運動方針のスローガンには、『決して諦めない』という文言が付け加えられたと承知しております。先日の飯塚繁雄さんのお別れの会でも申し上げたところでありますが、飯塚繁雄さんの『諦めない』、『諦められない』という言葉に込められた思いを胸に刻みながら、私自身、何としても拉致問題を解決したい、こうした強い思いを持って努力を続けていきたいと存じます。
 また、一昨日は、皆様方がエマニュエル駐日米国大使とお会いいただいたと聞いております。その際に、エマニュエル大使は、ブルーリボンバッジを胸に着け、そして、『それぞれの方が拉致された背景、あるいは状況は異なりますが、心が痛む』、こうした発言をされた。さらには、『米国は、拉致被害者全員が家族と再会するまで努力を続ける』、こうした旨の発言があったと報告を受けております。
 私も、バイデン大統領と、先日、テレビ会談をさせていただきました際に、大統領から、拉致問題の早期解決に向けた力強い支持を得ており、引き続き米国を始め、国際社会と緊密に連携しながら取組を続けていきたいと考えております。
 拉致問題を解決するまで、私自身、条件を付けずに、金正恩(キム・ジョンウン)委員長と向き合う決意であります。
 全ての拉致被害者の方々の1日も早い帰国実現に向けて、あらゆるチャンスを逃すことなく、全力で行動してまいります。
 本日は、運動方針に込められました皆様方の思いを、改めて受け止めさせていただきたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。」

次いで横田拓也家族会会長のあいさつ。この途中で台湾送信の9455kHzが無変調になったが一分後に回復している。
懐かしいの本の唱歌コーナーは「荒城の月」が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は、たまの「さよなら人類」と1980年のヒット曲八神純子の「パープルタウン」の2曲である。日本語放送は、1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」である。あとはこれまで通り認定拉致被害者の氏名、連絡先などのアナウンスで1357に番組終了している。各言語5回の放送時間のみで周波数アナウンスはなくなった。

1300の「しおかぜ」は6040と6165kHzが良好である。ジャミングは出ていない。先週金・土と同じ番組が出ている。3月23日国連人権理事会は北朝鮮の人権状況を非難し、日本人拉致被害者らの早期帰国を求めるなどした決議を採択した。欧州連合(EU)が提出し、理事国の日本は昨年に続いて賛同を示す共同提案国に加わるにとどまった。同様の決議は14年連続。
金正恩の視察に関するニュースについて、次いで「救出への道コーナー」は増本輝明さんからの報告、収録周囲のバックノイズが大きい。ロシアのウクライナ侵攻から一か月がたち、世界情勢から、平和な生活に甘受している日本、解決を見ない北朝鮮の拉致、もっと厳しい制裁も必要かと。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、長男飯塚耕一郎さん殻のメッセージ、2021年12月国際シンポジウムでの収録である。あとはいつものように日本への脱出に際し注意喚起が告知されている。

1405は5920と7295kHzが聞こえている。開始と終了には「しおかぜ」のアナウンスが出ている。番組本体は先週4月4日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力である。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、信ぴょう性は全くない。トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから今回新たに2021年12月新潟県民集会での収録メッセージが出ている。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2021年12月に開催された国際シンポジウムでの収録から、家族会代表になったことも述べている。同じく横田哲也さんから20210年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は続投である。これまでと同じで2019年12月14日、政府主催国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。編集ミスはなくなりスムースな終了である。

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