昨日周波数変更を行った「しおかぜ」はまだジャミングがなく両波ともクリアーに聞こえている。ジャミングは以前の周波数に出ている。木曜日は朝鮮語放送が出ている。今回の周波数は4月27日変更分と同じである。
1300代の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。11875、9940、9705、9455kHzがクリアーかつ強力に聞こえている。「ふるさとの風ニュース」は6月29日のオンライン国連シンポジウムのおける飯塚耕一郎さんの発言が出ている。
「ニュース解説」は、8月15日韓国大統領の演説について。朝鮮語はニュース解説終了間際の1328に9455と9940kHzが停波、いつものように尻切れである。この送信機はこのあと9455kHzへ出てくる。
今週の一曲は日本語放送のみで、1979年のヒット曲ツイストの「燃えろいい女」である。今年3月にも登場している。1351に認定拉致被害者の氏名、日本への連絡先やスケジュールアナウンスなどがあり1357に終了である。
1405の6070と7325kHzもジャミングはなく受信状態は良好である。この時間は日本語放送で先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9450と9705、そして11995kHzが強力である。11995kHzには時々1kHz上にキャリアーが出てくる。20秒ごとに2秒だけ出している。
懐かしい日本の歌は「富士の山」である。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからは2020年12月に収録したメッセージである。次に2019年12月収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信は1458に停波するため尻切れである。最後の周波数アナウンスが聞けない。この番組は2021年4月13日、23日、5月3日、13日、24日、6月4日、14日、25日、7月5日、15日、27日、8月6日、16日と同じ内容である。