30日1300の「しおかぜ」は2波とも良好である。5935kHzにはジャミングが出ているが、全く影響はない。八俣の電波は極めて強く、ジャミングを完全につぶしている。6040kHzもローカル局並みに強くS9+50dBに迫る強さである。周波数変更後最も受信状態が良い。
金曜日は日本語放送から、先週と同じ番組が出ている。北朝鮮各地では金正恩体制打倒を訴えるSDカードが数多く見つかっているというニュースから。「月刊朝鮮」からの報道である。韓国の文化思想などが北朝鮮内部に浸透しているという内容である。
救出への道コーナーは、産経新聞7月16日の記事から。中国と北朝鮮の貿易の冷え込みが長期化している。北朝鮮側の新型コロナウイルスの防疫措置によるもので、中朝貿易の7割以上を担う中国遼寧省丹東市では関係者が苦境にあえぐ。経済逼迫に直面する北朝鮮が陸路による交易再開に踏み切るという観測も浮上しているが、仮に再開しても本格回復には時間がかかるという悲観的な見方が広がっている。
「日本政府からご家族の声」は横田早紀江さんから、2020年12月国民大集会で収録したメッセージが出ている。後半1330は朝鮮語放送「富士山は知っている」である。
1300の「イルボネパラム」と1330のふるさとの風」は各波良好である。11875kHzの周波数ずれはあるがクリアーに聞こえている。
「ふるさとの風ニュース」は7月19日三ッ林裕已副大臣は、伊木隆司米子市長から北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める要望書を受領し、市長と三ッ林裕已副大臣の挨拶が出ている。
「ニュース解説」は7月11日、中朝友好協力相互援助条約締結60周年を締結し60年がたったこと。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」である。日本語放送は1968年にヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。いずれも先月に登場している。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、長男飯塚耕一郎さんからのメッセージ、2020年12月国際シンポジウムでの収録である。
1405の5980kHzにはジャミングが出ている。6090kHzはわからない。この時間も八俣の電波はきわめて強力である。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。「ふるさとの風ニュース」は7月7日三ッ林裕已副大臣が中原新潟市長から要望書を受領、市長の挨拶などが出ている。ふるさとの唱歌コーナーは「思い出のアルバム」である。
今週の一曲は1975年のヒット曲、小坂恭子の「想い出まくら」である。
「日本政府からご家族の声」は横田拓也さんからのメッセージが出ている。2020年6月の国際発信ビデオメッセージから。
1430の「ふるさとの風」は9450、9705、11995kHzがクリアーに聞こえている。台湾送信は特に強力である。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年10月国民大集会で収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年12月12日の国際シンポジウム~グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携~で収録したメッセージが出ている。同じく横田哲也さんから2020年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。1457にまた同じ個所の繰り返しである。編集ミスのまま再放送が今も続いている。この番組は2021年4月5日、16日、26日、5月7日、17日、27日、6月7日、18日、28日、7月8日と同じ内容である。