土曜日1300の13580kHzは波平女史による日本語放送が出ている。過去の番組が繰り返し再放送されている。番組内のお便りや、スケジュールアナウンスは今もなおパラオ送信のままである。
12日1300土曜日の「しおかぜ」はいつものように良好である。5935kHzにはジャミングが出ているが6040kHzは良好である。5kHz上のジャミングが影響している。昨日と同じ番組で日本語放送から。
1300代の朝鮮語と日本語放送はいずれも良好である。この時間は毎日同じ番組である。6月29日のオンライン国連シンポジウム開催と、短波でのライブ中継のお知らせから始まっている。
1405は5980kHzにジャミングが出ているがこれも弱く大きな影響はない。6090kHzはクリアーかつ強力である。この時間は「ふるさとの風」が出ている。開始と終了はしおかぜのアナウンスである。
1430の「ふるさとの風」は9450と9705kHzが強力である。11995kHzは若干変調が浅く感じられる。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」が出ている。この時間は曲の途中でカット。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2021年4月9日、21日、5月1日、11日、21日、6月2日と同じ内容である。