2021年06月08日

6月7日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5935と6040kHzが良好である。八俣からの電波は強く5935kHzへのジャミングもほとんど影響はない。月曜日は失踪者家族から寄せられた手紙の一部が読み上げられている。
2000年失踪の浜崎真嗣さんへ、お母さんの久美子さんからの手紙、
1968年失踪の屋木しのぶさんへ、妹さんの板谷春美さんから
1969年失踪の大屋敷正行さんへ、お姉さんの山口幸子さんから
1985年失踪の伊藤 克さんへ、奥さんのしづ子さんから
1960年失踪の木村かほるさんへ、お姉さんの天内みどりさんから
1993年失踪の田中正道さんへ、妹さんの村岡育世さんから
1948年失踪の平本和丸さん、1950年失踪の平本敏昭さんへ、お姉さんの末永直子さんから、寒い「北鮮」でどんな生活をしているか案じている。
1985年失踪の下地才喜さんへ、お母さんの元枝さんからの手紙、父は平成13年8月に亡くなった。
1963年失踪の森 洋子さんへ、お姉さんの林澄子さんから
1977年失踪の布施範行さんへ、お母さんのマサ子さんから
1989年失踪の松岡伸矢さんへ、お父さんの正伸さん、お母さんの圭子さんから
1986年失踪のMさんへ、奥さんのキミさんから
1974年失踪の大澤孝司さんへ、お兄さんの昭一さんからの手紙

1324:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも失踪者家族からの手紙が読まれている。
1977年5月失踪の仲里次弘さんへ、お姉さんの神山磯枝さんから
1965年失踪の藤田 進さんへ、お母さんのフミさんからの手紙
1987年失踪の西安義行さんへ、妹さんの西安圭子さんから
2002年失踪の稲田裕次郎さんへ、お母さんの智子さんから
1987年失踪のNさんへ、お母さんきよ子さんから
1961年失踪の岩佐寅雄さんへ、姪の竹川朋子さんから
1981年失踪の横山辰夫さんへ、お姉さんの浦本カツヨさんから
1988年失踪の種子雅也さんへ、お父さんの一郎さんとお母さんの資子さんから
1972年失踪の平山政子さんへ、お兄さんの勲さんからの手紙
1989年失踪の日高満男さんへ、お姉さんの田中恵美子さんから
1968年失踪の早坂勝男さんへ、お兄さんの勇治さんからの手紙
1990年失踪の清水桂子さんへ、お母さんの弘美さんから
1968年失踪の水島慎一さんへ、弟さんの嘉導さんから

以上の方からの手紙が読み上げられた。1354:38にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。日本語、朝鮮語放送を毎日各4回放送していると告知している。この番組は2018年3月7日、8月14日、9月4日、25日、10月16日、11月6日、27日、12月18日、2019年1月15日、3月19日、4月9日、30日、5月21日、6月11日、7月2日、23日、8月13日、9月3日、24日、10月15日、11月5日、26日、12月17日、2020年1月14日、2月4日、3月17日、6月2日、30日、7月21日、8月25日、9月15日、10月27日、11月17日、12月8日、27日、2021年1月26日、2月22日、3月29日、5月3日と同じ内容である。
日本政府からのメッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本へ帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組「ふるさとの風」は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラム」は夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

日本政府からのメッセージは依然として古いままである。せめてこれくらいは差し替えてもよいのでは。

1300の「イルボネパラム」は11875、9940、9455kHzが良好である。1330のふるさとの風」は11875、9705、9455kHzが聞こえている。特に台湾送信は強力である。月曜日から新しい内容である。
最初は先週と同じお知らせで、6月29日火曜日のオンライン国連シンポジウムをライブ中継するとアナウンスしている。
「ふるさとの風ニュース」は6月2日、日本政府とGaviの共催でCOVAXワクチン・サミット(AMC増資首脳会合)がオンライン形式で開催され、菅義偉内閣総理大臣がバローゾGavi理事会議長と共に共同議長を務め、茂木敏充外務大臣が議論の進行役を務めた。
「本会合は、新型コロナウィルス感染症の収束のため、COVAXファシリティを通じて、途上国のために安全性、有効性及び品質が保証されたワクチンへの公平なアクセスを確保すべく、2021年末までに必要なワクチンの確保のための資金調達を目的に開催されたものです。会合には、ハリス米国副大統領、フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長等約40か国の首脳級及び閣僚級のほか、グテーレス国連事務総長及びWHO等の国際機関の長、ゲイツ財団といった市民社会・企業の代表等が参加しました。
菅総理大臣からは、新型コロナウィルス感染症との闘いにおける国際社会の更なる連帯とコミットメントを呼びかけ、日本として、人間の安全保障の理念の下、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成に向け、安全で効果的なワクチンを公平かつより多くの人々に届けることを全面的に支援する旨述べました。その上で、菅総理大臣は、日本がCOVAXファシリティの取組を支持し、2億ドルの貢献を行ってきていることを紹介した上で、今後更に8億ドルを追加拠出することを表明しました。また、環境が整えば、しかるべき時期に、日本国内で製造するワクチンを、3,000万回分を目途として、COVAXファシリティ等を通じて各国・地域に供給していく考えも示しました。
茂木大臣からは、各国・機関による更なる協力に期待する旨述べたほか、特に民間セクターを含むパートナーとの協力に関するセッションにおいて、日本の技術や強みを活かし各国の接種現場までワクチンを届ける「ラスト・ワン・マイル支援」の考え方を強調しつつ、COVAXファシリティとの協働を呼びかけました。
今次会合の結果、各国政府及び民間セクターから、多くの追加の資金拠出が表明されました。これにより、18億回分(対象となる途上国の人口約30%相当)のワクチンを確保する上での資金調達目標(83億ドル)を大きく超える額を確保することができました。」

菅総理プレッジ・ステートメントでは
「御出席の皆様、今こそ、行動を起こしていく時であります。私は、目標の達成に向けて団結する国際社会の努力をけん引していく決意です。我が国は、これまでも、COVAXファシリティの形成をリードし、世界でも最初に拠出し、これまでに額にして2億ドルを拠出してまいりました。そして、本日、更なる貢献を行うべく、今後8億ドルを追加拠
出し、コバックス・ファシリティに対し、合計10億ドルの貢献を行うことを表明いたします。
これは、資金ギャップを埋めるために必要な額の大半を占める、かつてない規模の貢献です。加えて、変異株の拡大やワクチン供給の遅れといった厳しい現状を踏まえ、環境が整えば、しかるべき時期に、我が国で製造するワクチンを3000万回分を目途として、COVAXなどを通じ、各国・地域に対して供給を行っていく考えです。ワクチンという希望を、世界中の一人でも多くの方々に、一早く、そして、公平に、お届けしたい。こうした思いで、私は、決断いたしました。
さらに、我が国は、昨日、策定した国家戦略に基づき、ワクチンの評価手法に関する国際的なコンセンサスの形成を進めながら、官民一丸となって、国内での新型コロナ ワクチンの開発・生産に取り組み、将来的には、世界への供給も行っていく考えです。この戦略では、新たな感染症への備えとして、革新的なワクチンの研究開発や人材育成などを通じた国際的な治験環境の整備も進めていきます。
これまでの保健・医療関連の支援で培った強みを活かしながら、必要なワクチンを世界中、一人ひとりに届けるため、コールドチェーンの整備などの「ラスト・ワン・マイル支」も引き続き進めてまいります。
これらの重層的な取組を通じ、途上国をはじめ世界のニーズに応えながら、安全で、効果的なワクチンへの公平なアクセスを加速させてまいります。
御出席の皆様、我々が目指す、「18億回、途上国の人口30%分」のワクチン供給という大きな目標は、一国で成し遂げることはできません。連帯の証として、支援の輪が広がっていくことを期待いたします。
御清聴、ありがとうございました。」

ふるさとの唱歌コーナーは「思い出のアルバム」が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は1974年のヒット曲アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」、1988年のヒット曲ZIGGYの「GLORIA」の2曲が出ている。日本語放送は1968年のヒット曲、ピンキーとキラーズの「恋の季節」が出てきた。2020年8月と同じ組み合わせである。

1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。9450、9705、11995kHzいずれも強力に入感している。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年10月国民大集会で収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年12月12日の国際シンポジウム~グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携~で収録したメッセージが出ている。同じく横田哲也さんから2020年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。1457にまた同じ個所の繰り返しである。編集ミスのまま再放送が続いている。この番組は2021年4月5日、16日、26日、5月7日、17日、27日と同じ内容である。
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