2021年06月03日

6月2日ふるさとの風

6月2日1300と1330の放送は各波良好である。タシケント送信の11875kHzは若干弱いが聞き取りは可能である。最初に出ているお知らせで、生中継する周波数がアナウンスされている。HFCCへは6月1日更新のリストには台湾送信として11890kHzが朝鮮語、11995kHzが日本語で登録されている。アナウンスとは逆である。
「ふるさとの風ニュース」は5月21日、グローバルヘルスサミットにおける菅総理のビデオメッセージ全文が出ている。ニュース解説は、5月21日米韓首脳会談について。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」である。日本語放送は1973年のヒット曲、チューリップの「心の旅」である。スケジュールなどの紹介があり1357に終了している。

1300の「しおかぜ」は5935と6040kHzが良好である。5935kHzにはパルスジャミングが出ているが大きな影響はない。水曜日は朝鮮語放送である。
1405は5980kHzにジャミングが出ているがこれも弱く大きな影響はない。6090kHzはクリアーかつ強力である。この時間は「ふるさとの風」が出ている。開始と終了はしおかぜのアナウンスである。

1430の「ふるさとの風」は9450と9705kHzが強力である。11995kHzは11990kHzに出ている中国のジャミング放送がかぶっている。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」が出ている。この時間は曲の途中でカット。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2021年4月9日、21日、5月1日、11日、21日と同じ内容である。

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