2021年05月31日

5月31日ふるさとの風

5月31日、月曜日1300の「しおかぜ」は5935、6040kHzが強力である。5935kHzにはジャミングが出ているが八俣の電波が強く大きな影響はない。月曜日は失踪者家族から寄せられた手紙の一部が読み上げられている。
1996年4月14日名古屋市で失踪の安西正博さんへ、お父さんの茂雄さんから、
2002年3月3日東京都荒川区で失踪の宮本直樹さんへ、お父さんの正栄さんから、
1983年12月28日大阪府堺市で失踪の山内和弘さんへ、お父さんの治男さんから、
1975年3月23日大阪市で失踪の竹内久美子さんへ、叔母さんの竹内春代さんから、
1987年12月末、埼玉県大宮市で失踪の佐々木正和さんへ、お姉さんの美智子さんから、
1998年5月12日福井県越前町で失踪の林雅俊さんへ、お父さんの俊雄さんから、
1956年1月14日徳島県美馬町で失踪の戸島金芳さんへ、妹さんの関谷美智子さんから、
1976年8月10日福島県原町市で失踪の坂上良則さんへ、お姉さんの舟山キヨ子さんから、
1985年10月1日青森県弘前市で失踪の木本佳紀さんへ、お母さんの和子さんからのお手紙、
1960年6月19日東京都江戸川区で失踪の山下平さんへ、妹さんの鴇崎幸江さんと林田美津枝さんから、
1975年8月北海道札幌市で失踪の山田妙子さんへ、妹の阿部順子さんから手紙、
1954年4月22日石川県で失踪の小西能幸さんへ、お姉さんの黒川敏枝さんからの便り、毎日放送している短波放送を聞いてほしいと訴えている。
非公開のOさんへ、妹さんからの手紙

1324:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも日本語で失踪者家族からの手紙が読まれている。
1967年1月28日北海道釧路市で失踪の吉田雪江さんへ、姉の及川静江さんからの手紙、
1952年10月27日京都市で失踪の渡邊晃佐さんへ、弟の訓秀さんから、
1991年3月28日韓国で失踪の大政由美さんへ、お母さんの悦子さんから、
1994年2月3日フィリピン東方海域で失踪の仲桝忠吉さんへ、妹さんの與那原一子さんから、
1963年6月川崎市で失踪の高橋太一さんへ、お姉さんの大湖弥代江さんから、
1966年7月失踪の小林榮さんへ、弟さんの七郎さんから、
1977年9月16日下関で失踪の安村(尹)文夫さんへ、お姉さんの中島政子さんから、
1969年11月4日東京都渋谷区で失踪の上田英司さんへ、お母さんの貞子さんから、
1988年失踪の林田幸男さんへ、奥さんの雪代さんから、
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんの文代さんから、
1998年失踪の中村三奈子さんへ、お母さんのクニさんから、
1953年失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんの森川洋子さんから、
1976年失踪の国広富子さんへ、妹さんの辻口文子さんから、
1996年失踪のMさんへ、お父さんのKさんからの手紙

以上の方々の手紙が読まれた。1354:50にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。番組本体は6年以上前と同じだが、日本政府からのメッセージは2018年のままである。
日本政府からのメッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組「ふるさとの風」は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラム」は夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

この番組は2018年11月20日、12月11日、2019年1月8日、29日、2月19日、3月12日、4月2日、23日、5月14日、6月4日、25日、7月16日、8月6日、8月27日、9月17日、10月29日、11月19日、12月10日、2020年1月7日、28日、2月18日、3月10日、5月26日、6月23日、7月14日、8月4日、9月8日、29日、10月20日、11月10日、12月1日、22日、1月19日、2月15日、3月22日、4月26日と同じ内容である。

1300の「イルボネパラム」は9455、9940、11875kHzが良好である。9940kHzは1328に停波直後9455kHzへ出てくる。9455kHzは1329に停波9705kHzへ移動している。今日から新しい内容である。最初に6月29日にオンライン国際シンポジウムを開催する告知が出ている。この模様は当日、短波で日本語と朝鮮語で生中継される。

「ふるさとの風ニュース」は5月21日、グローバルヘルスサミットにおける菅総理のビデオメッセージが出ている。放送されたスピーチは以下のとおりである。
「ご列席の皆様、 まず、世界中で感染症との闘いの最前線に立ち続ける医療従事者をはじめとした多くの方々の献身的な御努力に対し、深い敬意とともに、心からの感謝の意を表します。
 そして、本日、この時宜を得た会議を主催される、ドラギ首相、フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長の指導力に、敬意を表します。
 今回の感染症の危機を克服し、将来の健康危機への備えを整えること、そして、世界を「より良い回復」に導いていくこと。こうした我々の重要な責務をしっかりと果たすべく、我が国は、多国間主義を重視しつつ、保健分野における国際的な取組をリードしていく決意です。
 新型コロナの収束には、世界全体におけるワクチン等への公平なアクセスが要です。開発から配布・接種に至る包括的なプロセスを確保する必要があります。
 我が国は、そのための国際的な枠組みであるアクト・アクセラレータの創設を呼びかけた国の一つとして、その仕組み作りに貢献してきました。
 資金面では、コバックスへの2億ドルを含め、3億4,600万ドルを拠出するとともに、診断や治療の普及を支援してきました。
 アクト・アクセラレータの中でも、安全で、効果的で、質の保証されたワクチンの公平なアクセスの確保は、喫緊の課題です。
 そのため、私は、6月2日にコバックス・ワクチン・サミットをガビと共催します。我々は、途上国などにおいても、ワクチンへの公平なアクセスを確保するために必要な資金を調達すべく、さらに力強い一歩を踏み出す必要があります。このサミットを通じて、国際社会の結束を示し、世界に希望を届けることができるよう、皆様からの力強いコミットメントを呼びかけたいと思います。
 我が国は、長年にわたり、世界中で誰もが安心して保健医療サービスを享受できるよう、最前線で支援してきました。この蓄積を活かし、途上国の一人ひとりにワクチンを届ける「ラスト・ワン・マイル支援」を始めとした取組も、関係機関と連携しながら、スピード感を持って進めています。
 新型コロナへの対応の経験を通じ、我々は、人間の安全保障の理念の下、「誰の健康も取り残さない」との観点から、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジを実現することの重要性を再認識しました。
 また、保健システムの強化や、栄養、水・衛生などの感染症に強い環境の整備、持続的な保健財源の確保の必要性を改めて認識することとなりました。
 こうした教訓を踏まえ、我が国は、本年12月、東京栄養サミットを開催し、世界の人々の栄養改善を推進します。
 そして、最後に、将来のパンデミックに備えるためには国際保健システムのあり方を見直すことも必要と考えます。
 国際保健課題への対応にあたっては、地理的空白を生じさせるべきではなく、世界各国・地域の情報や知見が、自由・透明・迅速な形で、広く共有されることが重要です。
 こうした認識の下、我が国は、健康危機への対応におけるWHOの役割を重視しており、これまでWHOの検証・改革の議論に積極的に貢献してきました。引き続き国際社会と手を携えながら、効果的かつ実践的な対策の実施に向け全力で取り組んでいく決意です。
 6月のコバックス・ワクチン・サミット、12月の東京栄養サミットに多くの皆様をお迎えできるのを楽しみにしています。
 御清聴ありがとうございました。」

ニュース解説は、5月21日米韓首脳会談について。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」である。日本語放送は1973年のヒット曲、チューリップの「心の旅」である。スケジュールなどの紹介があり1357に終了している。

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