2021年04月10日

4月9日ふるさとの風

11590kHzのKTWRは9日も出なかった。イエス誕生映画の音声だけを流していた番組が出ていた。2017年12月には日本語放送も出たことがあった。

1300の「しおかぜ」は5935kHzがジャミングの中から朝鮮語放送がかろうじて聞こえている。ジャミングは1350に止まってしまった。直後5980kHzへ出てきた。6040kHzはスーパージャミングにつぶされている。聞こえない。
1405は5980と6090kHz、両波ともジャミングでほとんど聞こえない。ここで聞く限り受信状態は最悪である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は11875kHzが良好である。台湾送信は弱くノイジーである。この時間帯、国民統一放送の9475kHzも弱い。今週の一曲、朝鮮語はZOOのChoo Choo TRAIN。日本語放送は1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」である。番組最後の周波数アナウンスは今週から新しい周波数である。毎日5回の放送、各時間とも一波のみがアナウンスされている。

1430の「ふるさとの風」は9450と11995kHzが良好である。9705kHzは5kHz上が強すぎる。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」が出ている。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。昨年9月に登場している。今回もこの曲が差し替えられた。


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