2021年03月24日

3月23日「しおかぜ」

火曜日の「しおかぜ」は土日と同じ番組が出ている。前半日本語、後半は朝鮮語放送である。1300の7310と7345kHzは何時になく強力である。しかしこれも開始10分間ほど、次第に八俣の電波も弱くなり7310kHzはジャミングが目立つ。7345kHzもCNR1につぶされてきた。
ニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」は月刊朝鮮2021年3月号の記事から、チョ・ヨンウォン氏国務委員会副委員長について述べている。
続いて、茅ケ崎のパシフィックホテル事件について、1966年に開業したホテル。昭和42年(1967)5月、ホテル脇の駐車場で、かつて見たことのない高性能の無線機などが入った漆塗りの箱が掘り起こされた。鉄のサビ具合などから考えても1、2年ほど前のもの。さらに掘り起こされる2日前、その近くで男性が深夜にトラックに轢き殺された。殺された男性は、浜坂事件(昭和36年、兵庫県の浜坂港)で逮捕された北朝鮮工作員の協力者だった。運転手は同日中に逮捕されている。
救出への道コーナー、日本への脱出指南があり番組終了。後半の朝鮮語へと続く。

1300代の日本語と朝鮮語放送は7295kHzが良好である。9705kHzは弱い。5895kHzも弱いが聞き取りは可能である。昨日から新しい内容である。
今週の一曲、朝鮮語は無し、日本語放送は1975年のヒット曲、小坂恭子の「思い出まくら」である。昨年8月にも登場している。

1430の「ふるさとの風」は各波良く聞こえている。7290kHzが最も強力である、この時間台湾送信も息を吹き返している。5895と9560kHzはそれほど強くはないが混信もなくクリアーに入感している。懐かしい日本の歌「海」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日、29日、2021年1月9日、19日、30日、2月9日、19日、3月3日、3月13日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は6110kHzが比較的良好である。5990kHzは5kHz上のジャミングが強くつぶされている。この時間は1300と同じ番組である。

1600の「ふるさとの風」は6045kHzがジャミングの中から頭を出している。9690kHzも強力である。1330と同じ番組で、1627に出ているアニメソングは昨日から「ジャングル大帝」が出ている。3月4週に変更とは珍しい。
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