2021年01月11日

1月10日「しおかぜ」

10日、日曜日の「しおかぜ」も日本語放送から開始、開始時の周波数アナウンスは出ていない。これまでのように具体的な周波数はアナウンスは外された。複数波を使用していることだけを告知している。
8、9日と同じ番組である。7345kHzはCNR1の混信は強く聞き取れない、ジャミングは出ていない。6145kHzはジャミングの中八俣の電波がやや優勢、実用レベルで聞こえている。

1300の「イルボネパラム」は3波とも聞こえている。1330の「ふるさとの風」は9705kHzが完全にスキップ、全く聞こえなくなった。一週間続いた番組最後の放送である。この時間の放送は対策本部のオンデマンド放送でいつでも聞くことが可能である。ただし音楽はカットされている。

1430の「ふるさとの風」は3波とも聞こえている。9560kHzも回復、クリアーに聞こえている。7290kHzはCNR1の混信がある。5895kHzも若干弱いものの良好である。
懐かしい日本の歌「富士の山」から番組開始である。拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年6月電話収録のメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんから2020年6月収録の世界に発信するメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2020年8月27日、9月6日、16日、26日、10月8日、28日、11月8日、19日、29日、12月9日、20日、30日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は強力である。5990kHzは同波のジャミングをほぼ制圧、おおむねクリアーに聞こえている。6110kHzは全くジャミングはわからない。そうジャミングをつぶして入感している。
この時間も1300と同じ番組である。

1600の「ふるさとの風」は9690kHzが息を吹き返している。6045kHzはジャミングのほうが強く聞き連れ愛。5945kHzは聞こえない。1330と同じ番組で、1627にアニメソング「鉄腕アトム」が出ている。
1700の6155kHzは文句なし強力である。1430と同じ番組である。

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