2020年12月07日

5895kHzは日替わりメニュー

日本政府拉致対策本部が北朝鮮に向けて毎日放送している短波放送、その中でタシケント送信の5894と5945kHzは台湾送信と違う番組を出している。
先月11月9日からなぜか5年前の番組を出し始めた。2015年といえば今年とカレンダーが同じということで、毎週同じような番組なので、違和感なく聞こえてくる。
6日、日曜日1300の「イルボネパラム」は別番組すなわち5年前2015年12月6日と同じ内容である。ところが1330の「ふるさとの風」は同じ番組である。これまた昨日とは逆になっている。こうして毎日チェックしていると特に決まったローテーションではないようだ。台湾送信は7295kHzが良好である、9705kHzはスキップして全く聞こえない。

1300の「しおかぜ」は6085と7310kHzが聞こえている。八俣からの電波も幾分スキップ気味、ジャミングはわからない、前半日本語、後半朝鮮語放送が聞こえている。昨日と同じ番組である。
1405は6070と7325kHzが聞こえているが、両波とも5kHz上からの被りがうるさい。開始と終了は潮風のアナウンスが出ている。番組本体は先週1330に放送された「ふるさとの風」である。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが混信の中何とか聞こえている。9560kHzは全く聞こえない。懐かしい日本の歌は「雨降り」が出ている。拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2019年12月に収録したメッセージ。続いて2019年9月東京で開催された国民大集会で収録したメッセージである。そして2019年3月収録の日本語と朝鮮語(日本語放送では「朝鮮語」を一切使わないで韓国語と言っている)のメッセージが出ている。
今日の一曲は1977年のヒット曲、尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」である。この番組は2020年8月23日、9月2日、13日、23日、10月4日、17日、25日、11月4日、14日、26日と同じ内容である。
一方タシケント送信の5895kHzは昨日と同じ5年前の番組である。拉致被害者家族のビデオメッセージが出ている。

1600の「しおかぜ」は5955kHzがジャミングでよく聞こえない。この時間北朝鮮からのジャミングは強力である。7285kHzはジャミングはないが、上からの被りがうるさい。昨日並びに1300と同じ番組である。

1600の「ふるさとの風」は6045kHzがスーパージャミングに埋没している。9690kHzは全く聞こえない。タシケントからの5945kHzもCNR1につぶされているが、時々浮かんでくる番組は同じ内容である。すなわち1330の番組が出ている。そして1627にアニメソング「お化けのQ太郎」が聞こえている。
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