2020年11月24日

11月23日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」、台湾送信の9705kHzは完全にスキップ、全く聞こえない。7295kHzは「しおかぜ」と互角の勝負、タシケント送信の5895kHzは変調が浅いが何とか聞こえている。オヤ、今日は同じ番組が出ている、正常に戻ったようだ。2週間続いた5年前の番組は何だったのか、いきさつを検証してほしい。
「ふるさとの風ニュース」は加藤勝信拉致問題担当大臣の拉致被害者家族などへ向けた激励メッセージが出ている。これは11月16日、「特定失踪者問題調査会」が、北朝鮮にいる拉致被害者に向けて放送している短波ラジオ番組の収録を行ったその内容である。
 北朝鮮の地で日本からのラジオ放送「ふるさとの風」と「しおかぜ」をお聴きの皆様、こんばんは。内閣官房長官、拉致問題担当大臣の加藤勝信です。本日は、ラジオ番組「ふるさとの風」・「しおかぜ」にのせて、北朝鮮に拉致され、長きにわたり、つらい日々を過ごされている被害者の皆様に私からメッセージを送らせていただきます。
 拉致問題は、我が国の主権、国民の生命と安全に関わる重大な問題であります。日本政府として、全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向け、総力を挙げて、最大限の努力を行っています。
 2002年に5人の拉致被害者が帰国されて以来、未だに一人の拉致被害者の帰国も実現していません。長年にわたり一日千秋の思いで、異郷からの帰国を待ち望んでいらっしゃる皆様の思い、また、皆様の帰国を強く求めておられる御家族の積年の思いを考えると、忸怩たる思いであり、本当に申し訳なく思っています。私は、一昨年までの3年間、拉致問題担当大臣を務めていました。その際、日本各地での集会や海外でのシンポジウムなどで、一日も早い拉致被害者の帰国の実現を、御家族や関係者の皆様とともに訴えると同時に、何度も御家族にお目にかかり、長年にわたる苦しみ、悲しみを直接お伺いしてまいりました。
 そして本年9月、菅内閣が発足し、私は、再度、拉致問題担当大臣の重責を担わせていただくことになりました。拉致問題は、菅内閣においても最重要課題と位置付けています。新内閣発足直後、私も、菅総理とともに御家族の皆様と面会し、なんとしても結果を出して欲しいという切実な思い、もはや一刻の猶予もないとの強い思いを直接伺い、その思いを共にさせていただきました。
 言うまでもなく、日本人の拉致被害者を救出することは日本政府の責務であり、我が国自身が全力で取り組んでまいります。菅総理も、就任直後の国連総会一般討論演説において、「条件を付けずに金正恩委員長と会う用意がある。」「日朝間の実りある関係を樹立していくことは、日朝双方の利益に合致するとともに、地域の平和と安定にも大きく寄与する。」との考えを表明しています。また、この問題の解決を図るためには、国際的な支持や協力を得ることも大変重要であり、総理は、各国首脳との会談の際には、拉致問題の早期解決に向けた支持を働きかけ、引き続き緊密に連携していくことなどを確認してきています。
 北朝鮮には、勤勉な労働力と豊富な資源があります。日本と北朝鮮で一緒に明るい未来を描いていきたいと思います。そのためにも、我が国としては、相互不信の殻を破り、北朝鮮の核・ミサイルの問題、そして何より重要な拉致問題を解決し、不幸な過去を清算して、北朝鮮との国交正常化を目指す決意に変わりはありません。
 全ての拉致被害者の皆様の一日も早い帰国実現に向けて、菅総理の下、政府一丸となって、あらゆるチャンスを逃すことなく、全力で取り組んでまいります。皆様におかれましては、再び祖国の土を踏み、一日も早い帰国を待ちわびる御家族と抱きしめ合う日が必ず来るとの思いを強く持ち続け、どうかお身体を大事にされて生き抜かれてください。
 私自身、担当大臣として、全力を尽くすことをお誓い申し上げ、皆様へのメッセージとさせていただきます。

ふるさとの唱歌コーナーは「ハブの港」である。
今週の一曲、朝鮮語は、ORIGINAL LOVEの「接吻」と宇多田ヒカルの「First Love」の2曲が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」である。いずれも過去何度も登場している。
「日本政府からご家族の声」は、横田滋さんお別れの会から、横田早紀江さんからのメッセージである。
今日11月23日放送から、最後の周波数アナウンスも更新された。

1300の「しおかぜ」は6145と7295kHzの2波である。6145kHzへのジャミングは弱くほとんど影響はないが同波の中国局が強い。月曜日は、公開されている失踪者、拉致被害者の指名生年月日の読み上げである。

1430の「ふるさとの風」は9560と7290kHzが良好である。この台湾送信2波は、懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。ところが5895kHzはまた5年前の番組が出てきた。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月の共同公開収録したメッセージ。そして2019年1月の共同公開収録から。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。今週の一曲でも幾度か登場している。この番組は2020年8月21日、31日、9月10日、21日、10月2日、15日、23日、11月2日、12日と同じ内容である。

5895kHzは昨日と同じ番組で2015年11月3週に放送された番組である。1300代の放送が正常だったので、やはり5年前の番組は明らかに誤送出だろう。

1500代の「イルボネパラム」は台湾送信は1300と同じ番組が出ている。これが通常の構成のはず。しかし5945kHzのタシケント送信は5年前の番組が出ている。CNR1の混信ではとんど聞き取れない。

1600の「ふるさとの風」は5945kHzも1330と同じ番組が出ている。ややこしいことだ。
1630の「イルボネパラム」6155kHzが台湾送信のため1300と同じ番組である。
1600の「ふるさとの風」6155kHzはいつものように1430と同じ番組である。そして1627に「リボンの騎士」が追加されている。

1600の「しおかぜ」は5990と6085kHzが聞こえている。ジャミングの影響はほとんどないが、八俣の電波はスキップ気味、受信状態は悪い。
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