2020年11月10日

11月9日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」は7295kHzが良好である。昨日とは真逆で、しおかぜがつぶされている。9705kHzはスキップ、全く聞こえない。5895kHzも弱いがかろうじて聞こえている。月曜日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は10月24日、菅総理は横田滋さんお別れ会で献花をした後挨拶をした。
 「横田滋さんのお別れ会に際して、一言御挨拶を申し上げます。
 まず改めて、滋さんの御冥福を、心よりお祈りいたします。また、奥様の早紀江さんを始め、御遺族の皆様方にお悔やみを申し上げます。滋さんが御存命の間に、めぐみさんとの再会を果たすことができなかったことは、正に痛恨の極みであり、政府として、また一政治家として、大変申し訳なく思っております。
 めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから、40年以上が経過しました。滋さんは、拉致被害者家族会の代表として10年間、そして、その後も拉致被害者御家族の先頭に立って、日本国内、さらには国際社会に対して、めぐみさんの救出を訴えてこられました。滋さんの誠実なお人柄と、穏やかながらも強い意志に基づいた一言一言が、多くの人々の心を揺さぶり、世の中を動かしました。政府に届けられた拉致問題解決を願う署名の数は1,400万筆を超え、日本各地及びニューヨーク、ジュネーブ等において開催する集会やシンポジウムにも多数の方々に参加していただいております。
 拉致問題の解決を求める声が国内外に大きく広がったのは、滋さんを始めとする御家族の皆様方が、全身全霊を捧げてこられた活動の賜物であると思います。国民の皆様の声、国際社会の声は、必ずや北朝鮮を動かすことにつながると考えています。
 私も、滋さんを始め、御家族の思いを胸に、拉致問題の理解と協力を直接求めてきました。今後も、解決に向けた国際連携の重要性を訴え続けていきます。
 拉致問題は、菅内閣においても、引き続き最重要課題であります。総理大臣として自ら先頭に立って、あらゆるチャンスを逃すことなく、活路を切り開いていきます。めぐみさんを始め、全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向けて、全力で行動してまいります。滋さんの御霊を前に、改めてこの決意を申し上げて、私の挨拶とさせていただきます。」

また、総理は、国民大集会の挨拶で次のように述べ,た。
 「国民大集会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
 まず、本年2月に有本嘉代子(かよこ)さんが、6月には横田滋さんがお亡くなりになられました。心よりお悔やみを申し上げる次第でございます。
 お二人が存命の間に、お嬢様の恵子さん、そしてめぐみさんを帰国させることができなかったこと、そして、2002年に5名の拉致被害者が帰国されて以来、一人の拉致被害者の帰国も実現せず、いまだに多くの被害者の方が北朝鮮に取り残されている現状に対して、大変申し訳ない気持ちで一杯であります。
 拉致問題の解決のためには、国際社会の協力と理解が必要であります。総理就任以降、各国首脳との電話会談、その中で拉致問題を提起し、そして理解を得ることに取り組んできました。引き続き、米国を始めとする関係諸国と緊密に連携を取りながら、拉致問題を提起し続けていきたい、解決するまで取り組んでいきたいと思っています。
 同時に、当然のことでありますけれども、我が国自身が、主体的に行動していくことが重要であることは申し上げるまでもありません。国連総会の一般討論演説においては、拉致問題の早急な解決の必要性というものを強調いたしました。その上で、条件を付けずに金正恩委員長と会う用意がある、日朝間の実りある関係を重視していくことは日朝双方の利益に合致し、地域の平和と安定にも大きく寄与する、その考えを、北朝鮮を含む国際社会に発信いたしました。
 本日この集会を通じて、日本国民の一致団結した強い意思が示されるということは、拉致問題の解決のために、力強い後押しとなります。その声こそが、国際社会を動かし、北朝鮮を動かすことにつながると思っております。
 私は衆議院に当選以来、今日まで、拉致問題解決のために、全力で取り組んできました。特に、当選2回の時に、新潟港に、1年間に15回も16回も入港してきた万景峰の入港を禁止するための議員立法。さらには、日本から北朝鮮に送金を停止するための議員立法。6人の若手議員と一緒になってつくることができました。その際に、後ろ盾となって応援してくれたのが、当時の安倍晋三内閣官房副長官でした。なかなか、国会で取り上げることが、時間がかかる。そうしたときに、亡くなられた横田滋さん、そして今壇上におられます、横田早紀江さんのテレビを通じての発信が大きく国会を動かしてくれたということも、これ事実であります。
 拉致問題は、私の政権においても、当然、最重要課題であります。先日、総理官邸で拉致被害の御家族の皆様とお会いし、なんとしても結果を出してほしい、切実な思い、一刻の猶予もない、そのことが事実だというふうに思います。改めて心に刻みました。
 全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向けて、私自身、皆さんと心を一つにしながら、全力で取り組むことをお誓いをして、御挨拶とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。」

ふるさとの唱歌は「ドレミの歌」である。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」、今年4月にも登場している。そして1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」の2曲が出ている。日本語は9月19日、山形市での共同公開収録から、宇佐美由美子さんの「帰りたい」が出ている。1357番組終了、最後の3分間だけ「しおかぜ」が聞こえている。

その1300の「しおかぜ」は6145kHzが強烈なジャミングでつぶされているが、バックで日本語が聞こえている。拉致被害者、失踪者の氏名生年月日の読み上げである。
1405の「しおかぜ」はスキップして全く聞こえない。西日本以西ではジャミングの中から頭を少しは出しているようだ。しかしいずれにしろ6045kHzはいただけない。変更されるのはまだ2週間は先になるだろう。

1430の「ふるさとの風」は7290と5895kHzが聞こえている。9560kHzはスキップ、全く聞こえない。7290kHzはCNr1を抑えて八俣送信が優位に立っている。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
拉致問題開設は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージ、2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年1月収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年6月の新しい収録である。同じく横田哲也さんからも2020年6月22日収録の国際社会に向けたメッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートで参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」が出ている。この番組は2020年8月17日、28日、9月7日、17日、29日、10月9日、29日と同じ内容である。

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