1300の「しおかぜ」は5920と6070kHzが聞こえている。両波ともジャミングが出ているがそれほど強くはない。八俣の電波もやや弱いが聞き取りは可能である。月曜日は公開されている失踪者、拉致被害者の氏名生年月日、失踪当時の年齢などが読み上げられている。この番組は、2020年5月4日、6月1日、22日、7月6日、8月3日、31日などに放送された内容と同じである。
1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は今日から新しい内容である。昨日とは違い、タシケント送信の11875kHzが若干弱い。台湾送信は9940、9465、9705、9455kHzがいずれも強力である。朝鮮語放送の9940、9465kHzは今週の一曲の途中1328に停波している。
「ふるさとの風ニュース」は2020年6月に収録した横田拓也さんの国際社会に向けたメッセージが出ている。「ふるさとの唱歌コーナー」は「荒城の月」が出ている。
今週の一曲、朝鮮語はは1980年のヒット曲、松山千春の「恋」である。これは頻繁に登場している。日本語放送は1973年のヒット曲、かぐや姫で「神田川」である。この曲の組み合わせは2019年12月と同じである。
後半1350あたりから台湾送信は急降下受信状態は悪化。
1430の「ふるさとの風」はタシケント送信が良好である。開始前10秒ほどいつもENC Musicが流れている。台湾送信は弱く音にならない。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからも2019年12月と2月に収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」で、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2020年8月24日、9月4日と同じ内容である。