1300の「しおかぜ」は5920と6070kHzが強力である。両波ともジャミングは出ているが、八俣の電波はそれを上回る強さである。先週並びに昨日と同じ番組が出ている。
1405の6165と7295kHzも強力である。両波ともジャミングはよくわからない。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1300代の朝鮮語と日本語放送、タシケント、台湾送信ともに良好である。この時間は一週間同じ番組、その最後の放送である。「ふるさとの風ニュース」は6月23日沖縄全戦没者追悼式における安倍総理のビデオメッセージから。「ふるさとの声」は一般の方白木まち子さんから寄せられたメッセージと歌の紹介である。
私がこの歌を作ろうと思うようになったきっかけは、昨年10月拉致被害者であった蓮池薫さんの講演を聞いたからです。講話の最後、蓮池さんは私達に、一段と大きな声で、皆様にもできることがあります。被害者全員が帰国できるよう、世論に訴え、声を上げ続けてください。と強くおっしゃいました。その呼びかけに私は大変心が動かされました。拉致被害者、そしていつの日か必ず会えると信じて待ち続けておられるご家族に思いをはせると、私も何かしたい、何かしなければの気持ちが大きく膨らみ、止められなくなりました。歌には力があると私は信じています。言葉で心に訴えようと、歌を作ることにしました。被害者の両親の思いに近づくことはむつかしいと思いつつも、できる限り寄り添う気持ちで、作詞に入りましたが、胸が詰まってしまい、筆が止まることが何回かありました。第三者の私でさえ、こんなに切なくなる、当事者であるご両親は、この何倍も想像もできないほどの張り裂ける思いで頑張っておられるのです。
この歌を有本嘉代子さん、横田滋さんご存命中にご両親に成り代わって、お届けすることが果たせず、残念でなりません。しかしついに今夜、ふるさとの風の電波に乗って、流されます。お聞きになって少しでもお元気になってくだされば、幸いです。曲名「みんなで待っているんです」
「涙で揺れるあの月をお前はあの国で見ているか、生きているか元気でいるか・・・」の歌詞で始まる歌が始まった。
この曲は拉致対策本部のオンデマンド放送でも聞くことができる。
1430の「ふるさとの風」もタシケント、台湾送信いずれも強力である。受信状態は極めて良好である。懐かしい日本の歌は「雨降り」である。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからも2020年1月収録のメッセージ。そして飯塚耕一郎さんから2019年12月東京での国際シンポジウムから、その時の収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲、岡田奈々で「青春の坂道」である。この番組の更新はなく、2020年4月9日、19日、5月2日、14日、24日、6月3日、14日、25日と同じである。