2020年07月03日

7月2日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5920と6070kHz、いずれも強烈なジャミングに押されて聞きづらい。特に5920kHzのジャミングは強く八俣の電波は完全につぶされている。
6070kHzはジャミングの中から英語放送がかろうじて聞こえている。
1405の「しおかぜ」は6165kHzが同波の混信でほとんど聞こえない、CNR6が強い。7295kHzはノイズジャミングは弱く日本語放送が比較的よく聞こえている。この時間出ているのは先週放送された「ふるさとの風」である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は、台湾送信が強力である。タシケント送信は若干弱く変調も浅くQRKが悪い。「ふるさとの風ニュース」は6月23日沖縄全戦没者追悼式における安倍総理はビデオメッセージ。「ふるさとの声」は一般の方白木まち子さんから寄せられたメッセージと歌の紹介である。
 私がこの歌を作ろうと思うようになったきっかけは、昨年10月拉致被害者であった蓮池薫さんの講演を聞いたからです。講話の最後、蓮池さんは私達に、一段と大きな声で、皆様にもできることがあります。被害者全員が帰国できるよう、世論に訴え、声を上げ続けてください。と強くおっしゃいました。その呼びかけに私は大変心が動かされました。拉致被害者、そしていつの日か必ず会えると信じて待ち続けておられるご家族に思いをはせると、私も何かしたい、何かしなければの気持ちが大きく膨らみ、止められなくなりました。歌には力があると私は信じています。言葉で心に訴えようと、歌を作ることにしました。被害者の両親の思いに近づくことはむつかしいと思いつつも、できる限り寄り添う気持ちで、作詞に入りましたが、胸が詰まってしまい、筆が止まることが何回かありました。第三者の私でさえ、こんなに切なくなる、当事者であるご両親は、この何倍も想像もできないほどの張り裂ける思いで頑張っておられるのです。
この歌を有本嘉代子さん、横田滋さんご存命中にご両親に成り代わって、お届けすることが果たせず、残念でなりません。しかしついに今夜、ふるさとの風の電波に乗って、流されます。お聞きになって少しでもお元気になってくだされば、幸いです。曲名「みんなで待っているんです」

「涙で揺れるあの月をお前はあの国で見ているか、生きているか元気でいるか・・・」の歌詞で始まる歌が始まった。

1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzの3波が強力である。タシケント送信の11995kHzは相変わらずハム音もあり変調が浅い。懐かしい日本の歌は「スキーの歌」が出ている。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を取り国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2019年12月に収録したメッセージである。そして2019年9月、東京で開催された国民大集会で収録したメッセージである。続いて2019年3月収録の日本語と朝鮮語のメッセージが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「旅の宿」が出てきた。この番組は2020年4月5日、15日、29日、5月10日,21日、31日、6月20日と同じ内容である。

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