1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」はタシケント送信の11875kHzがちょっと弱い、さらに変調も浅い、ハム音もあるなどQRKが悪い。
「ふるさとの風ニュース」は5月25日安倍総理の会見から。
本日、緊急事態宣言を全国において解除いたします。
足元では、全国で新規の感染者は50人を下回り、一時は1万人近くおられた入院患者も2,000人を切りました。先般、世界的にも極めて厳しいレベルで定めた解除基準を、全国的にこの基準をクリアしたと判断いたしました。諮問委員会で御了承いただき、この後の政府対策本部において決定いたします。
3月以降、欧米では、爆発的な感染拡大が発生しました。世界では、今なお、日々10万人を超える新規の感染者が確認され、2ヶ月以上にわたり、ロックダウンなど、強制措置が講じられている国もあります。
我が国では、緊急事態を宣言しても、罰則を伴う強制的な外出規制などを実施することはできません。それでも、そうした日本ならではのやり方で、わずか1ヶ月半で、今回の流行をほぼ収束させることができました。正に、日本モデルの力を示したと思います。
全ての国民の皆様の御協力、ここまで根気よく辛抱してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
ただ一点、強調しておかなければならないことがあります。それは、緊急事態が解除された後でも私たちの身の回りにウイルスは確実に存在しているということであります。ひとたび気を緩め、ウイルスへの警戒、感染予防を怠った途端、一気に感染が広がっていく。これがこのウイルスの最も怖いところです。
感染防止を徹底しながら、同時に社会経済活動を回復させていく。この両立は極めて難しいチャレンジであり、次なる流行のおそれは常にあります。
私たちは、自国のことのみに専念していてはならない。内向きな発想では、この世界的課題を根本的に解決することはできないと考えています。しかし、感染が拡大している国では、そうした余裕はありません。これまで世界の政治・経済をリードしてきた国々の多くは、今、国内の対応で手一杯になっている、そうした現実があります。そこに隙が生まれるような事態は、決してあってはならない。こうしたときだからこそ、私たちは、自由民主主義、基本的人権、法の支配といった普遍的な価値をしっかりと堅持していく。そして、こうした価値を共有する国々と手を携え、自由かつ開かれた形で、世界の感染症対策をリードしていかなければならないと考えます。
このウイルスに対する治療薬やワクチンを、透明性の高い国際的な枠組みの下で途上国も使えるようにしていく特許権プールの創設を、来月予定されているG7サミットで提案したいと考えています。
医療防護具については、ここ数か月、国内の増産に取り組んできました。特定の国に依存するのではなく、グローバルな世界で強靱(きょうじん)なサプライチェーンを築き上げていくことも、極めて重要な課題です。我が国のこれまでの経験もいかしながら、世界の感染症対策、コロナの時代の国際秩序をつくり上げていく上で強いリーダーシップを発揮していく。それが国際社会における日本の責任であると考えます。
「ニュース解説」は5月23日の北朝鮮が拡大会議を開催したことなづ。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」、昨年9月に登場している。日本語放送は1979年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」、これも昨年8月に登場している。
「ふるさとの声」は昨年12月北朝鮮人権問題啓発週間における作文コンクール高校生部門での優秀作品の朗読である。
願うだけではなく行動へ
愛媛県立今治北高等学校 1年 山口 凜華
「お父さん…お母さん…!」
埃くさい船内の荷物置き場。そこに、一人の少女。荒波を立てながら日本を離れる船。少女の意志など一つも聞かずに…。
彼女、横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されたのは、もう44年も前のことだ。
私が生まれる何十年も前から、めぐみさんは日本にいない。私も物心がついてから現在に至るまで、何度も横田夫妻の会見を目にしてきた。そうは言っても、私には縁遠い話である、と心のどこかで思っていた。国と国との問題だ、と。しかしそれは大きな間違いだと気づいた。高校生になり改めて拉致問題について考えさせられる機会があった。アニメ「めぐみ」を観たのだ。
そこには、ごく一般の家庭があった。横田家は、愛に溢れていて、みんなが幸せに暮らしていた。しかしたった一瞬の、非情な「拉致」という行為が、めぐみさんを取り巻く多くの人の運命を変えてしまった…。私はインターネットで再度、横田夫妻の会見を見た。強い訴え、めぐみさんの写真、涙…。私の中で様々な想いが交錯した。横田夫妻は、どれだけ泣いただろう。苦しんだだろう。それでも立ち上がり、上を向くしかないと行動に移すまで、どれだけの時間がかかっただろうか?そして、めぐみさんも同じ、いやそれ以上に辛い想いをしている。被害者の17名、家族の方々のために、拉致被害者に対する現状について理解を深め、自分達に出来ることを探そうではないか。
高校生の私に出来ることとは何だろう。まず一つ目は、拉致問題について知ってもらえるように身近な人に勧めることだ。インターネットで「政府インターネットテレビ アニメ めぐみ」と検索してみてほしい。拉致の惨さが伝わるはずだ。誰もが胸を締め付けられ、他人事とは思えなくなるだろう。更にそのホームページでは、動画への意見・感想を記入できる。次に二つ目は、この作文を書いたようにSNSで発信することだ。私が世界へ呼びかけることで同調し、行動してくれる人を増やせるかもしれない。そして三つ目は金銭面で支援することだ。ブルーリボンバッジをご存知だろうか?一個500円で購入でき支援金を送れるのだ。更にそのバッジをつけることで意志表示にもなる。私も通学鞄に早速つけている。ほら、出来ることは多くある。「知らない」じゃない。「機会がない」でもない。自分から近寄ろう!待っているだけでは叶わない。国民みんなで立ち上がるのだ。
「ただいま!」
めぐみさんの声が聞きたい。
認定拉致被害者の氏名、周波数アナウンスなどがあり1357に終了。
1300の「しおかぜ」は6040、6090kHzともにジャミングが強く聞きづらい。月曜日は日本語放送で、失踪者の氏名生年月日、失踪場所、年月が読み上げられている。
1405のしおかぜ」は5920kHzがジャミングの中から聞こえている。7325kHzはジャミングが強くほとんど聞き取れない。先週5月25日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。