恒例の周波数変更が今回は水曜日に行われた。およそ一ヶ月ぶりの変更である。27日1300、変更初日の受信状態は極めて良好である。八俣の電波は極めて強くかつジャミングも当然無く、朝鮮語放送がクリアーに聞こえている。
1405も強力である。相変わらず、北向けと同じ周波数5920kHzを使うなど周波数選択は首をかしげたくなる。7325kHzも終盤はCRIにつぶされている。
Shiokaze, May 27, 2020 ~
1300-1400 6040, 6090
1405-1435 5920, 7325
1600-1700 5980, 6165
1300代の朝鮮語と日本語放送はタシケント送信がやや弱いようだ。台湾送信の9940kHzも変調が浅い。これ以外はきわめて強力である。
1430の「ふるさとの風」はこの時間は3波とも強力である、タシケント送信も若干変調が浅いが十分実用レベルである。懐かしい日本の歌は「どんぐりころころ」が出ている。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2019年5月東京での国民大集会で収録したメッセージ。続いて2019年2月に収録したメッセージ。そして2018年4月国民大集会で収録のメッセージである。16年間誰一人帰ることなく、両親は亡くなってしまった。お姉さん市川龍子さんからも2019年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」。この番組は2020年4月2日、12日、26日、5月7日、17日と同じ内容である。