2020年05月19日

5月18日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5920kHzは強力である、早くから出ていたジャミングは1303には消えてしまった。八俣の電波は強く受信状態は良好である。1310には出てきたが弱くほとんど影響はない。月曜日は日本語放送から、再放送ではなく新しい内容である。
金正恩の状況について、5月8日のインターネット放送の討論会から、意識不明で脳死状態、重体、感染を避けるため元山へ避難したとか様々な意見が出たという。
新型コロナ肺炎について、5月10日現在の世界の感染者数、死亡者数などが出ている。北朝鮮は感染者ゼロとしているが、すでに数百人が死亡との情報もある。このあとなぜか、最近話題になっているとして
1972年3月失踪の原子力関係の方一人の氏名がアナウンスされている。「救出への道コーナー」は増元照明さんから。
1322:45の「日本政府からご家族の声」は横田哲哉さんから、2019年11月新潟での収録である。1324:55に緊急放送ISに次いでいつもの日本への脱出に際しての注意喚起などである。
1405の6090と7295kHzも強力である。ジャミングは出ているようだが、全く影響はない。この時間は5月11日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300の「イルボネパラム」1330の「ふるさとの風」は台湾送信が強力である。タシケント送信は若干弱いがクリアーに聞こえている。「ふるさとの風ニュース」は5月11日菅官房長官の記者会見から、記者の質問に対する発言が出ている。
「ニュース解説」は金正恩の中国への親書について。
今週の一曲、朝鮮語は1990年のヒット曲、高野寛の「虹の都へ」が出ている。今年3月にも登場している。日本語放送は1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」、これも先月登場している。
「ふるさとの声」は昨年12月の作文コンクールから仙台市立五橋中学校3年生、中学生部門最優秀賞が紹介されている。
全ての人の自由と幸せのために
 私が横田めぐみさんを知ったのは、小学四年生の頃だった。校内の掲示板に貼られたポスターに写った、着物姿の愛らしい少女の姿が印象に残り、母に尋ねた記憶がある。「外国に連れ去られ、今も帰れない。」そんな話を聞いたように思う。しかし、その少女と家族を襲った悲劇と、そこに記された「必ず取り戻す」という言葉に込められた思いを、当時の私は想像することすらできなかった。
 今回、アニメ「めぐみ」を鑑賞し、めぐみさんと家族の身に起きた「拉致」という信じ難い事件のいきさつを知り、大きな衝撃を受けた。「拉致」、それは人間の尊厳を踏みにじる犯罪行為であり、同じ人間同士の間に決して起こってはならないことだ。他人の自由と幸せを奪って、何が成し遂げられるというのか。そのようなことをした人間たちに罪の意識はないのだろうか。自分で選ぶはずの未来、夢、家族や友人との絆、その全てを断ち切られ、見知らぬ土地へ連れ去られためぐみさんは何を思い、生きてきたのか。そして残された家族は、長い年月をどのような思いで過ごしてきたのだろうか。大切な家族を奪われた怒りと悲しみを、「必ず取り戻す」という強い意思に変えて、これまで闘ってきたであろう彼らの胸の内を思うと、何もできない自分に無力感が湧いてくる。しかし、その感情に流され、この問題から目を背けてはならない。私にできるのは、拉致問題について深く理解し、現在も続いている身近な問題として関心を持ち続けること、そして、想像力を持ち、被害者とその家族の思いに心を寄せることだ。小さな思いではあるが、それが国民の思いとして集まれば、問題解決へとつながる力にもなり得るはずだ。
 アニメの中で、めぐみさんの母である早紀江さんが、街頭で人々に呼びかけている場面が印象に残っている。「私たちは北朝鮮に住む一般市民の人たちを憎んだり恨んだりしているわけではありません。」深い怒りと悲しみの中にあってもこのような言葉が言えるのは、罪もなく苦しめられることの理不尽さを、誰よりも知っているからだろう。早紀江さんの言葉を聞き、拉致を指令した人と北朝鮮の民衆とは別であり、国としての北朝鮮を憎むべきではないと感じた。また、拉致被害者の蓮池薫さんの著書には、厳しい管理体制や食料、経済難に苦しむ北朝鮮の人々の姿が綴られていた。そのような、私たちとは異なる社会環境で生きる人々へも想像力を広げ、対立ではなく、どこまでも対話によって理解し合えればと思うのは、理想論でしかないのだろうか。
 国際社会において、全ての人権が尊重されるために、民族を越えて互いに歩みよる努力をし、真の友好関係を築くこと。そして、その願いの先には、必ず拉致問題の解決があると私は信じたい。


1430の「ふるさとの風」、台湾送信の9560と9450kHzが強力である。11995kHzも若干弱いもののクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」である。拉致問題開設は松本京子さんについて、2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年1月の共同公開収録でお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2019年5月の国民大集会で収録されたメッセージ。そして2019年2月のメッセージ。最後に2018年11月に「拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」での収録メッセージが出ている。
今日の一曲は1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」が出てきた。この番組は2020年4月3日、13日、27日、5月8日と同じ内容である。

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