2020年05月03日

5月2日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5920と6165kHzが強力である。特に5920kHzは超ローカル局並の強さで入感している。土曜日は日本語放送から、ニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」から。最初に金正恩が死亡したのではないかというニュースが出ている。4月27日のCNNニュースなどから、何らかの手術をしたが、重体である、再起不能に陥っている。すなわち脳死状態になっているのではないか。
これから北朝鮮がどうなるか、中国が介入することは間違いなく、この時米国がどう出るかがカギとなる。
続いてコロナウィルス感染拡大状態について、4月26日現在、世界の感染者数などが報告されている。北朝鮮は感染者がいないとされるが、4月26日付の産経新聞などで報道されたように、死亡者が263人いるとされる。
救出への道コーナーは増元照明さんから、日本ではまだ「武漢ウィルス」のせいで、緊急事態宣言が解除されていない。金正恩の術後、重体、危篤についても述べている。韓国はこれを否定しているが、認めると韓国にとって不都合なことになることからうそをついているという。
「日本政府からご家族の声」は横田早紀江さんから、2020年1月収録のメッセージである。緊急放送ISに次いで、日本への脱出に関し、その方法と注意喚起が出ている。
後半1330は朝鮮語放送である。引き続き八俣からの電波は強力である。ジャミングは以前の6040と6070kHzに垂れ流しである。
1405の6090と7295kHzも強力である。当然ジャミングはなく、先週放送された「ふるさとの風」がクリアーに聞こえている。以前の7325kHzへ垂れ流しが続いている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。タシケントの11875kHz、台湾送信の9940、9705、9465、9455kHzがクリアーに聞こえている。この時間帯は毎日同じ番組が出ている。
しかし、11875kHzの送信機はトラブル続き、日本語放送開始直後、1333に停波、放送終了近く1352に再開した。しかし50秒後にまた停波、再開を繰り返している。これでは送信所を変えた意味がなくなってしまう。

1430の「ふるさとの風」は9450と9560kHzが強力である。11995kHzは弱い、そして時々停波もしている。懐かしい日本の歌は「雨降り」である。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録の新しいメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからも2020年1月収録のメッセージ。そして飯塚耕一郎さんから2019年12月のシンポジウムでの収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲、岡田奈々で「青春の坂道」である。昨年9月、今週の一曲で登場している。この番組は2020年4月9日、19日と同じである。


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