2020年04月15日

4月14日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は2波ともジャミングで受信状態は悪い。6040kHzが上下のパルス派をカットして何とか聞くことができる。火曜日は3月31日と同じ番組が出ている。前半日本語、後半は朝鮮語放送である。新型コロナウィルスに関するニュースと解説で、アメリカ在住のジャーナリスト高濱 賛氏の解説を紹介している。
すでに北朝鮮では一万人を超える感染者が出ているのではないかといわれている。体制崩壊につながることから口が裂けても公表はしないだろう。
ほとんどの国へ渡航禁止になったが、感染者がいないということで日本政府は北朝鮮への渡航は禁止していないとも述べている。
救出への道コーナーは増元照明さんから、新型肺炎の情報がないので心配している。3月17日付の産経新聞から、金正恩氏の動向について紹介している。
1322:45の「日本政府からご家族の声」は曽我ミヨシさんへ、娘、曽我ひとみさんから2019年3月に収録したメッセージが出ている。緊急放送ISに次いでいつもの日本への脱出に関する注意喚起である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は良好である。台湾送信は特に強い。昨日から新しい内容である。10分以上も安倍総理の声が続くのは珍しい。
懐かしい日本の唱歌「波浮の港」、この波浮の発音がちょっと・・・アクセントが違うような。この番組は拉致対策本部のオンデマンド放送でいつでも聞くことができる。既に今週火曜日にファイルがアップされている。ただ今週の一曲だけはいつものようにカットされている。

1430の「ふるさとの風」も3波とも良好である。ただタシケント送信の11995kHzはいつも変調が浅い、音声が信号強度の割には小さい。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。
拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2019年2月の手紙が代読されている。2018年は暑い夏と大災害の起きたことを述べている。
今日の一曲は拉致問題の解決を願って歌われている、南こうせつの「国境の風」である。過去何度も登場している曲である。この番組は2020年4月4日と同じ内容である。


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