昨日2月25日、4450と4455kHzへ出現したスーパージャミングは止まっている。しかし4445kHzのVOPには強力なキャリアーなどが出ており聞きづらくなってきた。また4557kHzはAM波が出ており、バックで朝鮮中央放送が聞こえている。そして3925kHzにも出ており、3930kHzと並んでジャミングを出している。こうしてトータルで12波体制は変化がないように見える。
2月26日0300以降出ているスーパージャミング。
3910、3925、3930、3985、5995、6003、6015、6135、6245、6350、6520、6600kHz
1300の「しおかぜ」へのジャミングは出ていない。この時間帯6070kHzに垂れ流しが続いている。1405に使われる周波数である。6145、7245kHzは混信が強く朝鮮語放送もほとんど聞こえない。
1300の「ふるさとの風」は7295kHzが良好である。「ふるさとの風ニュース」は2月14日安倍総理は拉致被害者家族らと面会、冒頭の挨拶が出ている。「ふるさとの文化コーナー」は今回は特別に最近のコロナウィルスなどこれまでの感染症について解説している。
「ふるさとの声」は昨年12月14日新潟県で開催の「横田めぐみさんと再会を誓うチャリティーコンサート」での中原八一新潟市長の挨拶が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は高野寛の「虹の都へ」とチェッカーズの「夜明けノブレス」の2曲が出ている。日本語放送は山口采希さんの「空と海の向こう」、1月19日島根県安来市で開催の「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録から。
1430の「ふるさとの風」は7290kHzが激しい混信の中から日本語放送が聞こえている。9705と9560kHzは全く聞こえない。完全にスキップ状態である。懐かしい日本の歌は「トンボのめがね」で始まった。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2019年9月東京で開催の国民大集会での収録。続いてお兄さん本田勝さんからは2019年5月の国民大集会で収録のメッセージである。最後に2019年5月東京での国民大集会における飯塚耕一郎さんのメッセージである。
この番組は2019年12月4日、14日、26日、2020年1月5日、15日、26日、2月6日、16日と同じ内容である。