1300の「しおかぜ」、このところのおかしな気候のせいではないのだろうが、19日の放送はよく聞こえている。ジャミングも弱く、6145kHzが比較的良好である。
電波伝播は気候に関係ないと、ある人に言われたことも幾度かあった。気候は大気のあるところの変化、電波は電離層だ。屁理屈は別にして、太陽活動、日照時間が大いに影響していることは確かだろう。
木曜日は英語放送が出ている。
1405の6070kHzは弱い、6095kHzのほうが強力である。この時間は日本語放送で、先週放送された「ふるさとの風」が出ている。開始と終了はもちろん「しおかぜ」のアナウンスが出ている。
1300代の朝鮮語と日本語放送、19日の台湾送信は3波ともまずまずの状態だ、聞き取りは十分可能なレベルである。しおかぜと違い混信がないので了解度はよい。この時間帯は毎日同じ番組が出ている。
1430の「ふるさとの風」は7290kHzが混信の中、良く聞こえている。9560と9705kHzも弱いながらも聞き取り可能なレベルである。懐かしい日本の歌は「おはなしゆびさん」、今年7月にも登場している。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2019年5月東京での国民大集会にて収録メッセージ。続いて2019年2月に収録したメッセージ。そして2018年4月国民大集会で収録のメッセージである。16年間誰一人帰ることなく、両親は亡くなってしまった。お姉さん市川龍子さんからも2019年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。これは今年7月にも登場している。この番組は2019年12月8日と同じ内容である。