2日1300の「しおかぜ」は6085と7310kHzが聞こえている。いつもの強さはないが、西へ行くほど受信状態は良いようだ。両波ともジャミングが出ているが弱く大きな影響はない。
土曜日は日本語放送から。先週と同じ番組が出ている。10月16日に<調査会・特定失踪者家族会アピール> 返すべき人を日本へ!と発表されたアピールから。10月12日に予定していた神戸でのデモ・集会で発表する予定だったアピールで、台風19号の影響で中止された。
続いて、アジア自由民主連帯協議会、東京集会が開催されその模様から。救出への道コーナーは相次いで襲来した台風被害などについて、朝鮮半島では事前に情報を得ることが困難なこともあり、被害の拡大を招いていることもある。
日本政府からふるさとの声は、横田哲也さんからのメッセージが出ている。2019年5月国民大集会での収録である。緊急放送ISに次いで、日本への脱出に際しての注意喚起、日本への連絡方法などのアナウンスが出ている。
後半1330は朝鮮語放送である。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は7296kHz以外は弱い。この時期31mbの台湾からの電波はスキップ状態である。この時間は毎日同じ番組が出ている。
1430の「ふるさとの風」は7290kHzが若干混信があるもののよく聞こえている。9560、9705kHzは音にならない、懐かしい日本の歌「ペチカ」で番組開始。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。結婚した事実もなく、何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージは2018年12月8日に熊本市で開催された北朝鮮拉致問題解決に向けた講演会からの収録。続いて2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。最後に2015年日本政府制作のご家族ビデオメッセージから。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組は2019年7月31日の放送から最初の曲が変更されたのみで、8月10日、20日、30日、9月11日、21日、10月1日、12日、22日と同じ内容である。