1300代の朝鮮語と日本語放送はパラオ送信が聞こえるのみ。台湾送信全く聞こえない。3日木曜日はこのあと1430の番組も同じである。やはりこの時間も台湾送信は聞こえない。
「ふるさとの風ニュース」は9月19日、ラグビーワールドカップ2019日本大会 ウェルカムパーティーにおける安倍総理の挨拶が出ている。
「秋篠宮皇嗣同妃両殿下、彬子女王殿下の御臨席を仰ぎ、ラグビーワールドカップ2019日本大会のため、世界各国からお集りの皆様を歓迎するこの会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
10年前、ラグビーワールドカップの日本開催が決定して以降、オールジャパンで準備を進めてまいりました。そしていよいよ明日、世界約40億人もの人々が観戦すると言われている世界最大のラグビーの祭典が、開幕します。
品位、情熱、結束と規律、そして尊重。ラグビー憲章には、全てのラガーマンに求められる基本原則として、5つの言葉が掲げられており、本大会でもこれらを体現するすばらしいプレーの数々が生み出されることと思います。日本から世界中の人々の記憶に残るプレーを届け、ラグビーワールドカップの歴史に新たな1ページを刻めるよう、日本国民が一丸となり、参加チームを全力で支え、最高のおもてなしで皆様をお迎えしたいと思います。
本大会では、未曽有の大災害から着実に復興しつつある釜石や熊本でも試合が行われます。超一流の選手たちが、全力でぶつかり合う姿を目の当たりにできる感動は、被災地の子供たちの大きな成長につながり、更なる復興に向けた原動力になるものと確信しております。
私も明日の開幕戦、観戦に行こうと思っております。今日は世界中の皆様がここにお集りでございますから、どちらのチームを応援するという露骨なことは申し上げませんが、いい試合にしたいと思いますし、せっかく日本が開催地でございますから、何とか予選突破してもらいたいと、こう願っているところでございます。
ラグビー協会の森会長と、ちょっと今ややこしいんですが、森元総理、正にこの日本でラグビーのワールドカップを開催する。本当に努力を重ねてこられました。明日は幸せな気持ちで、というお話でございましたが、もう既に幸せな気持ちになっているような感じでございますが、明日から始まるこのラグビーワールドカップ、日本中が正に多くの選手の勇気や情熱や努力で感動することと思います。是非大きな勇気を、日本の子供たちに与えていただきたいと、こう考えております。
改めてこの大会、日本招致に当たりまして、御尽力いただきました多くの皆様に感謝申し上げたいと思います。そしてラグビーを通じて、日本と世界中の皆様が強い絆で結ばれますことを祈念いたしまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。」
「ふるさとの唱歌コーナー」は「夢路より」である。
今週の一曲、朝鮮語は1993年のヒット曲ORIGINAL LOVEの「接吻」と宇多田ヒカルの「First Love」の2曲が出ている。昨年12月と今年7月にそれぞれ登場している。日本語放送は1993年のヒット曲、藤井フミヤの「TRUE LOVE」である。この曲も7月に朝鮮語放送で登場している。
「ふるさとの声」は9月16日都内で行われた、全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会から飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表)さんの挨拶である。
皆さん、こんにちは。連休の最中ですが、こんなにたくさんお出でいただき大変ありがとうございます。
考えてみますと、未だに問題が解決していません。私たちが家族会を立ち上げたのが1997年3月25日です。それからもう22年、そのくらい時間が経ってしまいました。この間、私として非常にありがたいのは、皆様方が雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も、拉致問題の解決のために、被害者の救出のためにあらゆる場面で活動してくださっていることです。
そういう姿を見るにつけ、これは早く解決させなければならない問題だなとひしひしと感じます。そしてこの間待っている人もたくさんいるわけです。私もその一人ですが。そういう中で今必要なことは、皆様の何とかこの問題を解決させようという意気込みですが、それもひしひしとを感じです。非常にありがたいことです。
今これがなければ拉致問題は後ずさりしてしまう可能性があります。せっかくここまで、皆様と共に盛り上げてきました。政府も自治体も、各議会も、そしてもっと大変なことは救う会の全国組織を含め、何とか今年中にはという意気込みでお願いをしてきました。
私としては、総理に対して「焦らずに」という言葉を使わせてもらいました。何もしなくていいということではなく、変に方向を間違えたりしてしまうことのないようにということで、私たちの願いはあくまでも拉致被害者の奪還です。日本に帰国させることです。この目標をはっきりと捕えた上で、どなたもそれに向かって一心に活動なさっていると思います。
従って私としては、「焦らずに急いで」という言葉がありますかね、着実に帰国に結びつくためにどうするのかということを常に考えながら行動してもらいたいと思います。また最近のわが国を、そして拉致問題を取り巻く状況については、日米の話し合い、そして米朝もあります。
今話題になっているのは核・ミサイルの問題で、これを廃絶しようということです。当然これは日本としても、我々としても脅威ですが、最も脅威を感じるのは今拉致被害者があの国で相当な苦しみにあっていることです。自分たちの意見も言えず、他からも聞けず、体力も衰え、いつかいつかと待っている。このことを忘れてはならないと思います。
待っている私たちとしても大変な思いですが、一番苦しんでいるのは拉致被害者です。そのことを思えばこそ、この問題を何としても解決しなければならない重要な課題と位置づけられています。
政府もそのつもりで色々な取組みをしています。具体的な措置もしています。私の漢字としては、そろそろ日朝が始まるかなと思っています。始まるならば、日本として有利な立場で、有利な背景を持って日朝会談を進めてほしいと思います。
単にごまかしや、お金で解決するというのではなく、やはりきちんとした制裁、圧力を課しながら、これをベースにして日朝会談が進められるように、拉致問題についてもいい方向で進められるようにしてほしいと思います。
午前中に総理とお話もしましたが、総理もそのつもりだということですので、私たちは皆さんとともに、成り行きを注視していきたいと思います。私たちには、こうしろというような話はできませんが、政府を信じ、安倍総理を信じて、皆様の応援もいただき、オールジャパンでお願いしたい。色々な団体も関与していただいています。オールジャパンで近々解決するという意気込みで、これからも皆様のご協力を宜しくお願いいたします。ありがとうございました。
「日本政府からご家族の声」は松木薫さんへ、松木信弘さんのメッセージ、2019年5月国民大集会で収録、同じく斎藤文代さんからのメッセージである。