2019年09月16日

9月15日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」、6070kHzは1303まで平壌放送につぶされていた。ジャミングはまた以前の6040kHzに出てきた。昨日と同じ日本語放送である。1330は朝鮮語である。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は台湾送信がきわめて強力である。その一方でいつも強いパラオ送信がきわめて弱い。9705kHzへのジャミングは弱く全く影響はない。一週間同じ番組が続いた、その最後の放送である。
ふるさとの風ニュース」は9月2日、政府与党連絡会議での安倍総理の冒頭あいさつから。
「先週からの九州北部における豪雨によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた全ての被災者の皆様にお見舞いを申し上げます。広範囲にわたる住宅等の浸水、油の流出等の被害が発生し、今もなお多くの方々が困難な避難生活を強いられています。
 政府においては、発災直後から、救命救助、排水、油の回収作業等に懸命に当たるとともに、プッシュ型による食料等の供給、クーラーの設置など被災者の生活環境の改善等に向けた支援を進めております。
 引き続き、先週現地入りした、山本防災担当大臣の視察結果等を踏まえ、被災者の皆様に寄り添いながら、一日も早い被災地の復旧に全力を尽くしてまいります。
 先週、フランスで行われたG7サミットは、前日に北朝鮮が短距離弾道ミサイルを発射したことも踏まえ、私から議論を提起し、G7の強い結束を確認するとともに、米朝プロセスを支持し、北朝鮮の非核化に向けて取り組んでいくことで一致しました。我が国にとって最も重要な拉致問題についても、全ての首脳から理解と支持を得ました。
 イラン情勢についても、対話に向けた環境を整えていくことで一致し、緊張緩和に向け、日本としても引き続き国連総会の機会等を通じて外交努力を重ねてまいります。
 日米首脳会談では、トランプ大統領と閣僚間の貿易交渉において、主要項目で意見の一致を見たことを歓迎し、9月末までの協定の署名を目指して、残された作業を加速することで一致しました。
 横浜で開催した第7回アフリカ開発会議には、これまでで最多となる42か国の首脳級が出席し、多くの日本企業の参加も得て成功裏に終えることができました。
 諸般の事情が許せば、4日から6日までウラジオストクを訪問し、第5回東方経済フォーラムに参加する予定です。北方四島における共同経済活動や元島民の方々のための人道的措置等の着実な進展を踏まえつつ、プーチン大統領と率直に議論を行い、平和条約交渉を前進させていく決意であります。
 先日発表された、本年4-6月期のGDP成長率は3期連続のプラス成長となり、その水準も過去最高を更新しました。個人消費や設備投資など、内需を中心とした、緩やかな回復が続いております。他方、世界的に貿易と地政をめぐる緊張が増大し、世界経済の先行きは不透明さを増しています。
 G7サミットでも一致したとおり、こうしたリスクに十分目配りし、経済運営に万全を期してまいります。
 また、来月1日の消費税率引上げについては、軽減税率の導入準備などに万全を期すとともに、教育の無償化、思い切ったポイント還元、プレミアム商品券そして自動車や住宅に対する大胆な減税など、十二分な対策を遺漏なく実施していくことで消費をしっかりと下支えしてまいります。
 先の参議院選挙で頂いた国民の皆様の力強い御支援・御支持に応え、お約束した政策を一つ一つ実行していく、政治の継続性、安定性も注視しつつ、同時に気持ちも新たに様々な課題に果敢に挑戦していく、そのためにも来週内閣改造を行いたいと考えております。
 与党は、老壮青、人材の宝庫でありますから、よく検討を行い、安定と挑戦の強力な布陣を整えたいと考えております。引き続き皆様方の御協力の程よろしくお願い申し上げます。」

「ニュース解説」はアメリカ専門家の見方について、米朝実務者協議をなぜ開催しないかという内容である。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」、今年6月にも登場している。1968年のヒット曲、サ・タイガースの「花の首飾り」である。先週の今日の一曲、2018年12月にも登場している。
「ふるさとの声」は8月7・8日に内閣府で行われた霞が関見学デーで収録した子供たちのメッセージが出ている。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、飯塚耕一郎さんから2019年5月ニューヨークにおけるシンポジウムでの収録メッセージがあり、1357終了。

1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHzと台湾からの9560、9450kHzが聞こえている。どちらも次第に電波が弱くなりかなりノイジーである。ジャミングは全くない。懐かしい日本の歌は「冬の星座」である。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2019年5月東京での国民大集会にて収録メッセージ。続いて2019年2月に収録したメッセージ。そして2018年4月国民大集会で収録のメッセージである。お姉さん市川龍子さんからも2019年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。昨年12月に今週の一曲でも登場している。
この番組は2019年8月4日、14日、25日、9月4日と同じ内容である。

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