昨日から周波数変更を行っている。1300の「しおかぜ」は5980と6070kHzに出ている。ジャミングは以前の周波数に垂れ流しである。八俣の電波は西へ行くほど強力である。
金曜日は朝鮮語放送である。日本政府ご家族の声も、8月月28日水曜日と同じで、今までの日本語ではなく朝鮮語で出ている。
1405の「しおかぜ」は5920と5980kHz、この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。5920kHzは同波に出ているVOFへのジャミングが聞こえている。
1300の「イルボネパラム」は9965、9940、9465kHzである。1330の「ふるさとの風」は9965、9705、9455kHzである。いずれも強力、9705kHzだけジャミングが出ているのがよくわかる。これ以外の受信状態は良好である。
「ふるさとの風ニュース」は8月15日戦没者追悼式における安倍総理式辞が出ている。
天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、戦没者のご遺族、各界代表、多数のご列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行いたします。
先の大戦では、三百万余の同胞の命が失われました。祖国の行く末を案じ、戦陣に散った方々。終戦後、遠い異郷の地にあって、亡くなられた方々。広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などで、無残にも犠牲となられた方々。今、すべての御霊の御前にあって、御霊安かれと、心より、お祈り申し上げます。
今、私たちが享受している平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い犠牲の上に築かれたものであることを、私たちは決して忘れることはありません。改めて、衷心より、敬意と感謝の念を捧げます。
いまだ帰還を果たされていない多くのご遺骨のことも、決して忘れません。ご遺骨が一日も早くふるさとに戻られるよう、私たちの使命として全力を尽くしてまいります。
我が国は、戦後一貫して、平和を重んじる国として、ただ、ひたすらに歩んでまいりました。歴史の教訓を深く胸に刻み、世界の平和と繁栄に力を尽くしてまいりました。
戦争の惨禍を、二度と繰り返さない。この誓いは、昭和、平成、そして、令和の時代においても決して変わることはありません。平和で、希望に満ち溢(あふ)れる新たな時代を創り上げていくため、世界が直面している様々な課題の解決に向け、国際社会と力を合わせて全力で取り組んでまいります。今を生きる世代、明日を生きる世代のために、国の未来を切り拓いてまいります。
終わりに、いま一度、戦没者の御霊に平安を、ご遺族の皆様にはご多幸を、心よりお祈りし、式辞といたします。
「ニュース解説」は8月22日韓国政府がGSOMIAの廃止を決定したことについての解説である。
今週の一曲、朝鮮語は1980年のヒット曲、八神純子の「パープルタウン」、この8月12日に登場したばかりである。日本語は1976年のヒット曲、岡田奈々の「青春の坂道」である。今年5月にも登場している。
「ふるさとのメッセージは」は3月24日「拉致問題を考える国民の集いin沖縄」における城間幹子那覇市長の閉会あいさつ。「日本政府ご家族の声」は横田早紀江さんから、2019年5月国民大集会での収録メッセージである。続いて同じく市川健一さんのメッセージである。
1430の「ふるさとの風」も良好である。3波ともジャミングは全くない、クリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌「ペチカ」で番組開始。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージは2018年12月8日に熊本市で開催された北朝鮮拉致問題解決に向けた講演会からの収録。続いて2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。最後に2015年日本政府制作のご家族ビデオメッセージから。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組は2019年7月31日の放送から最初の曲が変更されたのみで、8月10日、20日と同じ内容である。