2日、土曜日の「しおかぜ:」、1300八俣からの電波はきわめて強力である。強烈なジャミングをも完全にブロック、先週と同じ日本語放送がクリアーに聞こえている。3週続けて同じ番組である。
いつものように緊急放送メッセージから。2月17日、家族会、救う会が合同の会議を開き、金正恩へのメッセージを発表その内容が出ている。続いて昨年12月30日に兵庫県豊岡市で発見された女性の遺体について、2月4日付官報には身元不明遺体として掲載されている。
デイリーNKの報道として、北朝鮮内で韓国のテレビをリアルタイムで見ている人もあり、その地域では韓流ブームも起きているとか。無許可で衛星テレビ機器を手に入れることも可能である。
救出への道コーナーは、2月9日都内で開かれた、「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」から早稲田実業学校音楽部合唱班による「ふるさと」が出ている。
「日本政府からご家族の声」は市川健一さんから、2018年2月の収録。再び緊急メッセージがありスケジュールなどのアナウンスで番組終了。
後半1330は朝鮮語放送であるが構成が異なっている。緊急メッセージ、合唱「ふるさと」の後金正恩へのメッセージが出ている。若干信号が弱くなり、ジャミングが目立つようになってきた。
1300代の朝鮮語と日本語放送はパラオ送信の9965kHzが良好である。台湾送信2波は全く聞こえない。この時間は毎日同じ番組が出ている。
「ふるさとの風ニュース」は2月9日、「拉致問題を考える国民の集い」に出席した菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣のあいさつから。続いてニュース解説は2月21日のホワイトハウスの声明について。今週の一曲、朝鮮語は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」、昨年12月にも登場している、日本語は1973年のヒット曲、チューリップの「心の旅」である。
ふるさとの声は、2月9日東京都中野区で開催された、「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」から、小池百合子東京都知事のあいさつが出ている。1357番組終了、あとはBabcock Musicが流れている。
1430の「ふるさとの風」はパラオ送信の9960kHzだけが聞こえている。台湾送信はまったく聞こえない。懐かしい日本の歌「荒城の月」で始まった。
拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、、お兄さん石岡章さんから、2018年2月の手紙が代読されている。残された2台の一眼レフカメラの話題なども話している。
今日の一曲は1973年のヒット曲、小柳ルミ子の「春の訪れ」である。2016年5月の今週の一曲に登場して以来である。この番組は2019年1月29日、2月9日、19日と同じ内容である。