1300の「しおかぜ」は7345kHz、CNR1の混信はあるが、おおむね良好である。いつものように緊急メッセージが出ている。
「この放送を船の上で聞いている皆さん、日本へ船でやってくる場合、皆さんは当然危険を冒して日本を目指されるものと思います。無事願いが叶うようお祈りしています。皆さんが無事日本で保護されるために日本の近くに来たら次のことを守ってください。まず武器麻薬などを持っていれば犯罪者として扱われます。皆さんの近辺が危険になります。北朝鮮を脱出するとき必要であったとしても、日本へ着く前にすべて海に捨ててください。皆さんから攻撃されない限り、日本の警察も海上保安庁も軍も、皆さんを攻撃することはありません。
警察官、海上保安官など上陸した場所にいる人の指示に必ず従ってください。日本では犯罪を犯さない限り皆さんは保護されます。また拉致被害者など日本に関係のある人が乗っている場合、それを伝えてください。拉致被害者についての情報をお持ちの方はそれを伝えてください。これは一度だけではなく、警察にも海上保安庁にも、あるいは近くに一般の人達がいれば、それらの方々にも繰り返し伝えてください。
拉致被害者が乗っていれば、あるいは拉致被害者に関する情報があれば日本政府は皆さんに対して、それにふさわしい待遇をします。しおかぜでは船で日本を目指す方々のためにも、逐次情報を提供します。ぜひ今後も、しおかぜをお聞きください。」
金正恩暗殺未遂事件について、昨年8月に護衛司令部の人たちが暗殺を企てたが失敗に終わったというもの。続いて文在寅大統領不正について。韓国大統領の娘が海外へ移住したことを批判している。
救出への道コーナーは増元輝明さんから、2回目の米中首脳会談が行われるようだが、大きな変化はないだろうという見方も。
1322:55に日本政府から拉致被害者ご家族のメッセージが出ている。有本恵子さんへ、2018年2月収録の有本嘉代子さんのメッセージである。1324:50に開始時と同じ緊急メッセージが出ている。
1300の「ふるさとの風」は9965kHzが強力である。7295kHzはジャミングが出ているが弱く影響は軽微、9705kHzはジャミングもあり信号も弱く聞こえない。
この時間は一週間同じ番組が出ている。
1430の」ふるさとの風」は9960と7295kHzが聞こえている。この時間も10日前から番組内容が変更されている。懐かしい日本の歌「荒城の月」で始まった。この曲は2017年10月以来である。
拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、、お兄さん石岡章さんから、2018年2月の手紙が代読されている。残された2台の一眼レフカメラの話題なども話している。
今日の一曲は1973年のヒット曲、小柳ルミ子の「春の訪れ」である。2016年5月の今週の一曲に登場して以来である。この番組は2019年1月29日と同じ内容である。