11月3日、土曜日の「しおかぜ」は7245kHz、ジャミングとCNR2の混信で最悪である。番組は先週とは一部違うようだ。10月27日、愛媛県松山市で開催された北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録から。
救出への道コーナーは同じで、10月5日めぐみさんが、54歳の誕生日を迎えた、母の早紀江さんが思いを寄せた手記が読み上げられている。
1323:32に「日本政府からのメッセージ」が出ている。10月6日ポンペオ国務長官の表敬を受けた内容である。
後半1330は朝鮮語放送である。
1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は7295と9965kHzがクリアーに聞こえている。特にパラオからの9965kHzはきわめて強力である。9705kHzはジャミングが出ており、信号も弱く受信状態は悪い。
まずふるさとの風ニュースから、10月23日、明治150年式典に出席した安倍総理の式辞出ている。ニュース解説は10月15日のポンぺオ国務長官の寄稿記事から、北朝鮮の非核化に関する解説など。
今週の一曲、朝鮮語はチェッカーズの「夜明けのブレス」、今年7月にも登場している。日本語放送は、拉致問題の解決を願って歌われている歌、南こうせつの「国境の風」、およそ一年ぶりの登場である。
ふるさとの声は9月26日の拉致問題啓発舞台劇公演から、鹿児島県大隅地域振興局長堀之内健郎のあいさつが出ている。続いて、鹿屋市長 中西茂氏のメッセージである。朝鮮語では最後に周波数アナウンスなどが出ているが、日本語はなく1357に番組終了している。
1430の「ふるさとの風」は7295、9560、9960kHzの3波である。若干の浮き沈みはあるが、良好に聞こえている。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で開始。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったとも受け止められる。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2018年2月に収録したメッセージである。同じくお母さん有本加代子さんのメッセージが出ている。今週の一曲はなし。この番組は2018年3月11日、20日、29日、4月7日、17日、27日、5月9日、19日、29日、6月9日、19日、30日、7月21日、31日、8月10日、22日、9月1日、11日、21日、10月3日、13日、23日と同じ内容である。