2018年10月27日

10月26日ふるさとの風

サイパン・テニアン島を直撃した台風26号による甚大な被害で、RFAがすべて止まっている。25日の1300UTC以降すべての周波数が出ていない。ただ26日、一部VOAの周波数だけが出ていたが、別サイトからかもしれない。
中国のジャミング放送CNR1だけが聞こえている。

1300代の朝鮮語と日本語放送、今日の台湾送信は強力である。毎日同じ番組ではあるが、9465と9705kHzがクリアーに聞こえている。
今週の一曲朝鮮語は1988年のヒット曲ZIGGYの「GLORIA」、今年6月にも登場している。日本語は9月15日神戸市での共同公開収録から、BOROの「春夏秋冬抱きしめて」のライブバージョンである。
ふるさとの声は10月8日「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」における、菅拉致問題担当大臣の冒頭挨拶の内容が紹介されている。当日の録音が明瞭でなかったため、ナレーターによる代読である。

1300の「しおかぜ」は6165kHz、パルスジャミングがかなり強い、八俣の電波も今日は強く互角の勝負といったところ。金曜日の朝鮮語が聞こえている。
1405の6070kHzはジャミングがない、この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHzが一番強い、台湾からの9560kHzも良好、9450kHzも信号は強いが、音量が小さくQRKが悪い。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」で開始。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2018年2月に収録のお兄さん松本肇さんからのメッセージ、そして2015年8月に日本政府が制作した、同じく松本肇さんのビデオメッセージ。
京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人福本成子さんとウメさん二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。これだけは10年以上同じソースが使われている。
今日の一曲は2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」である。
この番組は2018年3月22日、31日、4月9日、19日、30日、5月11日、21日、6月1日、11日、21日、7月2日、13日、23日、8月2日、14日、24日、9月3日、24日、10月5日、15日と同じ内容である。


1600の「ふるさとの風」はパラオ送信が強い、9960kHzがクリアーに聞こえている。1330と同じ番組である。そしていつものように1627にアニメソング「ジャングル大帝」が出ている。

サイパン島、テニアン島送信のRFAは引き続きすべて停波している。
記録をチェックしたところ、サイパン島は24日から、テニアン島は25日からすべて止まっている。チベット語、中国語の周波数は下流ジャミングや、CNR1が垂れ流しになっている。
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