1300の「イルボネパラム」は9465kHzが強力である。1330の「ふるさとの風」は9705kHzが良好である。9900、9950、9455kHzは若干弱い、かつ音量が小さい、結果了解度が悪いということになる。
拉致問題インフォメーションは、安倍晋三内閣総理大臣は、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領特使として訪日した徐薫(ソ・フン)韓国国家情報院長による表敬を受けたこと。
冒頭、安倍総理大臣から、徐院長の文韓国大統領特使として本年3回目となる訪日を歓迎するとともに、韓国の特別使節団による訪朝から間もない時期に実現した今回の訪日は、文政権以降の日韓両国の緊密な関係を世界に発信する良い機会となる旨述べました。
これに対し、徐院長から、今回の訪日を受け入れていただき感謝する、文大統領から最近の地震と台風21号による被災者の方々に深いお見舞いの言葉を託された、文大統領は朝鮮半島の非核化と平和の問題においてこれまで以上に安倍総理大臣の役割は重要であり、韓日間で更に協力とコミュニケーションを強化していきたいと考えている旨述べました。
安倍総理大臣は、徐院長から、特別使節団の訪朝結果について詳細な説明を受けました。その上で、安倍総理大臣は、来る南北首脳会談を含む南北間の取組が米朝間の合意の履行に向けた具体的な行動につながることを期待する旨述べました。両者は、日韓、日韓米三か国で引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
ニュース解説は、9月11・12日韓国専門家の見方について、18日の3回目となる南北会談や軍事的緊張緩和など、日本は国交正常化を先にして、拉致問題解決を図るべきだと言っている。韓国側ととんでもない話をしているようだ。
今週の一曲朝鮮語は高野寛の「虹の都へ」、一年ぶりの登場である。日本語は、1972年のヒット曲、森昌子の「先生」、3年ぶりの登場である。
ふるさとの声は市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんからのメッセージが出ている。スケジュールアナウンスなどがあり1357に終了している。
1300の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングはわからない、出ていないようだ。CNR6の混信が強く互角の勝負、受信状態は悪い。水曜日は朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は6070kHz、上からの被りが強く、受信状態は極めて悪い。かろうじて日本語の出ているのがわかる程度。
1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHzが最も強い、9560と9450kHzは幾分弱い、懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」での収録から。そしてお兄さん本田勝さんからは2018年2月に収録された新しいメッセージである。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期放送のNHKテレビドラマ「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2018年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、28日、7月8日、18日、29日、8月8日、19日、30日、9月9日と同じ内容である。