月曜日は拉致対策本部の番組が更新される。1300の「イルボネパラム」は9465kHz、1330の「ふるさとの風」は9705kHzが聞こえている。他の周波数は弱い、各波ともジャミングはない、聞こえない。9455kHzは1345までは同波のバングラデシュの方が強い。
拉致問題解説は、殆ど聞き取れない。
ニュース解説は、朝鮮半島の軍事的緊張緩和についてなど。
今週の一曲、朝鮮語は高野寛の「虹の都へ」、一年ぶりの登場である。日本語放送は1972年のヒット曲、森昌子の「先生」である。
ふるさとの声は市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんからのメッセージが出ている。2018年2月に収録したメッセージである。1967年から1983年にかけて電電公社関係者10名が拉致あるいは行方不明になっている。その中の一人である。
1300の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングは無い、中国の混信はあるもののよく聞こえている。月曜日は失踪者氏名の読み上げである。
1405の6070kHzも弱くほぼ受信不能。かろうじて時々日本語の出ているのがわかる。
1430の「ふるさとの風」9560kHzがかろうじて聞こえている。パラオの9960kHzは全く聞こえない、完全にスキップ状態である。懐かしい日本の歌「どこかで春が」で番組開始。 拉致問題解説は、松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージで、2018年2月に収録した新しい内容である。2014年に92歳でお母さんが亡くなったことなども語っている。次いで弟松木信弘さんからも2018年2月収録のメッセージ。RFAからもこれらのメッセージが流れていると語っている。最後に二番目の姉松木照代さんから、これは以前と同じ2014年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2018年3月16日、25日、4月3日、13日、23日、5月3日、14日、25日、6月4日、14日、26日、7月6日、16日、26日、8月6日、17日、27日、9月7日と同じ内容である。