2018年07月01日

6月30日「しおかぜ」

6月最終日1300の「しおかぜ」は6165kHz、結構ジャミングが強いが聞き取りは十分可能である。同波の中国語の混信はほとんどわからない。
土曜日は日本語放送から、まず北朝鮮の非核化について。6月12日の首脳会談以前から、現体制維持では核廃棄は絶対にありえないという話。太永浩(テ・ヨンホ)元駐英大使の話としてワシントンポストからの引用。
続いて、金正恩の母親、高英姫について、北朝鮮では公表されていない在日朝鮮人の母親について、先回の続きである。
救出への道コーナーは、増元照明さんの話し、拉致被害者を返さない限り国交正常化など絶対にありえないという内容など。最後のスケジュールは依然として30分遅い時間をアナウンスしている。後半1330は朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」も6165kHz、ジャミングは弱くなり、大きな影響は無い。先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300の「イルボネパラム」、9900kHzはジャミングは強くほとんど聞こえない。9465kHzは強力である。9940kHzも若干弱いものの聞き取りは十分可能である。
1330の「ふるさとの風」は3波とも若干弱いが、いずれもジャミングはない、十分聞き取り可能である。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は、9560kHzが最も強く、いつものように9450kHzは強いだけで音量が小さい。パラオの9960kHzは1.2秒ほど遅れて聞こえているが今日は弱い。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で開始。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったとも受け止められる。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2018年2月に収録したメッセージである。同じくお母さん有本加代子さんのメッセージが出ている。今週の一曲はなし。この番組は2018年3月11日、20日、29日、4月7日、17日、27日、5月9日、19日、29日、6月9日、19日と同じ内容である。

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