1300の「しおかぜ」は7215kHz、八俣の信号はきわめて強力である。同波のCRIも全く影響はない。火曜日は日本語放送で、拉致被害者、公開されている失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。失踪年月日順に、今日は松本京子さんからである。放送終了後、9900kHzと同じタイプのジャミングが確認できる。
1300の「イルボネパラム」は9465と9940kHzが良好だ、9900kHzはいつものノイズジャミングがかなり強い。一見して北朝鮮とわかる特徴のあるジャミングである。この9900kHzは1328に停波、このあと9455kHzに出てくる。
1330の「ふるさとの風」は9705kHzが良好である。9950と9455kHzは音量が小さい。3波ともジャミングは確認できない。昨日から新しい内容である。
拉致問題インフォメーションは、5月11日安倍首相の記者会見から。米朝首脳会談が6月12日にシンガポールで行われることが決定したことについて。
ニュース解説は「キムケグァン談話」について。人の名前を関した談話は珍しく米国も注目しているが、北を代表するものではないとしている。
今週の一曲、朝鮮語は2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」である。この5月11日にも登場したばかりである。日本語放送は1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」、今年3月に登場している。
ふるさとの声は横田早紀江さんから、2018年2月に収録したもの。ひ孫が生まれたことなども話している。12人の政府認定拉致被害者の氏名、スケジュールのアナウンスなどがあり1357に終了。9950と9455kHzは1400までの3分間キャリアーだけを出している
1430の「ふるさとの風」は3波とも若干弱い、9560kHzはノイズが目立つがジャミングかもしれない。9450kHzは信号は強いが音量が小さい、パラオの9960kHzもいつもの強さがない。
なつかしい日本の歌「さくらさくら」で始まった。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、、お兄さん石岡章さんから、2018年2月の手紙が代読されている。残された一眼レフカメラの話題なども話している。
今日の一曲は2015年下半期NHK連続ドラマ「あさが来た」の主題歌から、AKB48の「365日の紙飛行機」、これはこれまでと同じ選曲である。
この番組は2018年3月23日、4月1日、10日、21日、5月1日、12日と同じである。