12日、土曜日の「しおかぜ」、7215kHzはジャミングは無いと思われたが、1315頃からノイズジャミングがでてきた。しかし大きな影響はない、概ね受信状態は良好である。先週と同じ番組で、南北首脳会談の詳細について。朝鮮半島にもはや戦争はないと言われるが、これはもう18年も前に言われた言葉である。その間も核開発は行われてきた。現体制維持で南北統一などありえない。体制の違いを変えずして同統一しようとする気なのだろう。双方がすり寄って原則論をまとめただけである。韓国がすべて譲歩し北朝鮮も米朝会談をせざるを得なくなったのである。
続いて田中実さんについて、2014年に北朝鮮が入国を認めていたことなど。5月9日に田中実・金田龍光さんに関する特別検証を行う。
救出への道コーナーは初めて金正恩が韓国側へ足を踏み入れたこと、日本のメディアの多くはこれで南北に平和が訪れると報じているようだが本当なのか?。韓国の点数稼ぎではないかと。1323:38に「日本政府からのメッセージ」が出ている。4月18日の日米首脳会談における内容である。緊急放送ISに次いで、スケジュールアナウンスが出ているが、以前の北朝鮮時間のままである。
1405の7325kHzも極めて強力である。開始と終了時は「しおかぜ」のアナウンスが出ている、番組本体は27分間「ふるさとの風」が出ている。
1300代の朝鮮語と日本語放送は連日良好な受信が続いている。9465と9705kHzが強力である。この時間は毎日同じ番組である。拉致問題インフォメーションは4月27日の南北首脳会談について、北朝鮮のトップが板門店に来たのは初めてのことである。4月29日安倍総理と文在寅(ムン・ジェイン)大統領との電話会談にも触れている。
ニュース解説は「南北首脳会談」について。今年中には文在寅大統領がピョンヤンを訪問することになるのかも注目される。
今週の一曲は、朝鮮語が矢井田瞳のMy Sweet Darlin'、日本語は1971年のヒット曲、欧陽菲菲の「雨の御堂筋」、いずれも2017年6月以来の登場で、曲の組み合わせも同じである。
ふるさとの声は松木薫さんへ、弟さん松木信弘さんからのメッセージが出ている。このメッセージはRFAからも流されている。政府認定拉致被害者の氏名、スケジュールのアナウンスなどがあり、1357に放送終了。
1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。9560、9960kHzが特に強い、9450kHzも強いが変調が浅く感じられる。なつかしい日本の歌「さくらさくら」で始まった。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、、お兄さん石岡章さんから、2018年2月の手紙が代読されている。残された一眼レフカメラの話題なども話している。
今日の一曲は2015年下半期NHK連続ドラマ「あさが来た」の主題歌から、AKB48の「365日の紙飛行機」、これはこれまでと同じ選曲である。
この番組は2018年3月23日、4月1日、10日、21日、5月1日と同じである。