5月2日、水曜日1300代の放送、台湾送信各波はいずれも強力である。同じ台湾送信でも送信サイトは2か所から出ている。9465と9705kHzは同じ送信機、9465、9455、9940、9950kHzは別サイトからの送信である。日本語の9705kHzは1.2秒ほど遅く聞こえている。
また9950kHzは1357に停波後ジャミングが聞こえるが、これは1400開始のRFAベトナム語に対するものと思われる。北朝鮮のジャミングではない。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」、昨年12月にも登場している。日本語放送は1962年のヒット曲伊東ゆかりの「ロコモーション」、これは3年毎に登場している。今週の一曲をカットした番組本体は拉致対策本部のサイトで聞くことができる。
1300の「しおかぜ」は7215kHz、同波のCRIが強く受信状態は悪い。水曜日は朝鮮語放送である。
1405の7325kHzは良好である。1430にCRIにつぶされてしまう。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHzをはじめ台湾の9560、9450kHzも強力である。9960kHzはハム音が出ている。懐かしい日本の歌は「ペチカ」である。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。今も日本国内で多くの工作員が活動していることはよく知られている。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、ひとみさんからのメッセージで2018年2月に収録したものに更新されている。昨年12月に夫が急死したことも述べている。日本語と朝鮮語のメッセージである。続いて2017年9月東京で開かれた国民大集会におけるひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は、2016年上半期放送、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌を宇多田ヒカルで「花束を君に」が出ている。この番組は2018年3月15日、24日、4月2日、11日、22日と同じ内容である。