9日の台湾送信は弱い、内容の聞き取りはかなり困難である。1300の朝鮮語は9465kHzが時々音になるレベル。1330の「ふるさとの風」は9455kHzが聞こえている。今日からアナウンサーが変わったのかゆったりとした女声が聞こえてきた。今までとは雰囲気が全く違うしゃべり方である。
拉致問題インフォメーションは、3月30日安倍総理が拉致被害者らと面会その時の挨拶が出ている。
「北朝鮮の核・ミサイルの問題に対して国際社会としっかりと圧力を最大限まで高め、抜け道は許さないという方向の中において北朝鮮の側から話合いを求めてまいりました。その北朝鮮の変化は評価したいと考えていることでございます。
来月、南北首脳会談が予定され、その次には米朝首脳会談が予定されているということでございます。日本としては何よりも大切なこの拉致問題が置いていかれることになっては決してならないと考えています。
そこで私としては、9日にトランプ大統領と、そして16日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領と電話首脳会談を行いました。日本としては何としてもこの拉致問題を解決しなければならないと考えているということ、そして北朝鮮に対してこの拉致問題についてもしっかりと議題として取り上げ、訴えてもらいたいという話をさせていただいたところであります。
トランプ大統領には先般訪日された際に、拉致被害者の曽我ひとみさん、そして御家族の皆さんと会う機会をつくっていただいた。そのことについて皆さんは大変感銘を受けていた、という話をさせていただいた。大統領からは安倍さんの言いたいことはよくわかっている、という話があったところでございます。
私も来月、米国を訪問しトランプ大統領と首脳会談を行い、北朝鮮の問題についてしっかりと話をしてくる予定でございます。その中から特に拉致問題について日本の立場を改めてよく説明し、北朝鮮のことは北朝鮮に対してアメリカからもこの問題の重要性、解決に向けて話をしていただくことが大切だと、そのような取組にしていきたいと、こう考えている次第でございます。
いずれにせよ、2002年に5名の拉致被害者の方々が帰ってこられた。羽田に着かれた。そして、家族の皆さんと抱き合うことができたわけであります。皆さま方にも、皆さまのお子さんたち、御家族と抱き合う日が来るように全力を尽くしていきたいと思っておりますし、その日が来るまで私の使命は終わらない。その決意で臨んでいく次第でございますし、安倍政権でこの問題に決着をする。それから被害者の帰国をしっかりと実現すると、こういう決意で臨んでいきたいと、こう思っているところでございます。」
ニュース解説は「中朝外相会談」について。これから行われるであろう米朝会談を見据えて中朝は仲がいいんだと見せることが必要。
今週の一曲は1978年にヒット曲、千昌夫の「北国の春」である。2015年5月以来久々の登場である。
ふるさとの声は松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんからのメッセージ、2018年2月に収録したもの。最後の周波数アナウンスはこれまで通り台湾送信一波のみである。
1300の「しおかぜ」は6040kHz、ジャミングの中、日本語放送が出ている。月曜日は失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。
1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHzが強力である。台湾送信もも弱いながら聞こえている。9450kHzにはノイズが出ているが、これは時々ここに出るデジタル波でジャミングではない。1435には止まってしまった。
懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」で開始。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2018年2月に収録のお兄さん松本肇さんからのメッセージ、1330と同じメッセージである。そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。
京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人福本成子さんとウメさん二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。10年以上同じソースが使われている。
今日の一曲は2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」である。
この番組は2018年3月22日、31日と同じ内容である。