2018年03月29日

3月28日ふるさとの風

金正恩訪中などで事態が急展開しているようだが、こと拉致事件に関しては蚊帳の外。進展を望むのは無理のようだ。
1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信は9950kHzは弱くほとんど聞こえない、他は良好である。9465と9705kHzが一番強いかった。
拉致問題インフォメーションは3月9日安倍総理とトランプ大統領の電話会談の後の会見から。ニュース解説は「トランプ政権のマクマスター大統領補佐官交代」について。今週の一曲は1973年のヒット曲、小柳ルミ子「春のおとずれ」、一年ぶりの登場である。曲の組み合わせは昨年と同じである。
ふるさとの声は昨年10月14日米子市で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民の集い」で松本京子さんのお兄さん松本孟さんの発言から。
最後の周波数アナウンスは各時間とも台湾送信の一波だけである。

1300の「しおかぜ」は6040kHz、ジャミングは無い、受信状態は良好である。水曜日は朝鮮語放送である。
朝鮮語といえば、1400代に中波1431kHzで聞こえる時があるが、混信で未確認。
1405の「しおかぜ」は6070kHz、5kHz上のジャミング放送が強くほとんど聞き取りできない。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHzである。いずれも強力に入感している。ジャミングは全くない、受信状態は極めて良好である。ただパラオの9960kHzは若干ハム音が出ている。
懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど、トップとの関わりがあることから、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年齢を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月のメッセージ、この時はまだ元気、はっきりと聞こえる。お母さん横田早紀江さんから、新しく2018年2月収録のメッセージ。
そして2017年7月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin福岡」において収録した横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。今日の一曲は無し、メッセージの一部が更新されたが最後の周波数アナウンスは以前のままである。

1600の「ふるさとの風」は7335、9470、9960kHzの3波とも強力である。B17では尻切れになる周波数もあったが、A18ではそれも無くなり1627のアニメソングも3分間聞こえている。
1700の6155kHzもこれまで通り良好である。

1600の「しおかぜ」は6090kHz、ジャミングは6110kHzに垂れ流しが続いている。1605以降は混信も無くなりクリアーに聞こえている。1300と同じ朝鮮語である。

1530のBBCは7355、9615。9900kHz、いずれもジャミングの兆候はない。受信状態は良好である。開始前に周波数アナウンスが出ているが、1530に音声をのせることが多く頭切れである。
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