短波放送は年2回周波数変更を行っているが、今月25日以降A18夏スケジュールに移行する。HFCCのA18リストは3月11日に一般公開される予定である。この「ふるさとの風」も一部変更が予定されている。
5920kHzのVOF、相変わらず周波数は下降気味、8日1400現在、5918.4kHzまで下がっている。
1300代の朝鮮語と日本語放送はいずれも台湾送信である。9950kHzが若干弱いがあとは比較的良好である。この時間帯は毎日同じ番組が出ている。拉致問題インフォメーションは、2月14日トランプ大統領との電話会談後の会見から。
「トランプ大統領と一時間以上にわたって主に北朝鮮情勢について、率直な意見交換を行いました。また、現状の分析を詳細に行いました。
今、この瞬間も北朝鮮は核・ミサイル開発を続けている。この現実を直視しなければなりません。対話のための対話では意味がありません。日本も米国も完全かつ検証可能、そして不可逆的な非核化を前提としない限り、意味ある対話はできないと考えています。そして、北朝鮮の側から対話を求めてくるよう、北朝鮮に対して最大限の圧力をかけ続けていく。こうした点でトランプ大統領と完全に一致いたしました。日米同盟は全く揺らぐことはない。そして日米で引き続き緊密に連携してまいります。
そしてまた、経済対話についても少し話をいたしました。麻生副総理、そしてペンス副大統領の間で、大変生産的な対話が続いています。トランプ政権が誕生して以来、この1年間で日本企業の投資によって、2万5000人の雇用が生まれました。そして、今般のトランプ大統領による税制改革によって、更に日本企業の投資が増えていくことが期待されます。そうしたことについて、トランプ大統領と話をしたところであります。
基本的には北朝鮮の情勢について、しっかりと私とトランプ大統領の認識を一致させ、これからどのようにして北朝鮮の非核化を実現していくかということについて、しっかりと話をしたところであります。
改めて申し上げますが、日米の同盟関係は決して揺るがないということをこの電話会談で確認し、そして示すことができる、とこう思っています。ありがとうございました。」
ニュース解説は「ジョセフ・ユン北朝鮮政策特別代表辞任」について。3月2日、正式に辞任したことなど。
今週の一曲、朝鮮語は藤井フミヤの「TRUE LOVE」、昨年9月に登場している。1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」、これも昨年10月に登場している。
昨年9月17日国民大集会における横田めぐみさんの弟、横田卓也さんの発言から。同じく横田哲也さんの発言が出ている。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、八俣からの電波は極めて強力である。木曜日は英語放送が出ている。後半は一層強くなり、ジャミングは全く聞こえなくなるほどである。1405の6085kHzも強い、先週放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は7295、9560、9960kHz、台湾、パラオ送信ともによく聞こえている。懐かしい日本の歌「翼をください」で始まった。由紀さおり・安田祥子が歌っている。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での発言から。続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージに収録されている、同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は、2017年11月2日、11日、20日、29日、12月8日、17日、26日、2018年1月31日、2月9日、18日、27日と同じ内容である。