1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」、昨日とは打って変わり台湾送信は良好である。相変わらず9950kHzは変調が浅いという状況である。9465kHzは1329に停波、9705kHzへ動いている。
拉致問題インフォメーションは2月9日平昌を訪問、首脳会談後の安倍総理の発言が出ている。
「まず、冒頭私から文在寅大統領に対して、日韓合意について日本の立場について明確にかつ詳細にお伝えしました。日韓合意は、最終的かつ不可逆的に解決したとの合意であり、そして国と国との約束は二国間関係の基盤であります。そして、私と文在寅大統領で未来志向の日韓関係をつくり上げていかなければならない、その認識を共有いたしました。
今日からいよいよオリンピックが始まります。アジアで開催されるこのオリンピックの成功に日本としても最大限協力していきたいと考えています。
他方、この瞬間も北朝鮮は、核・ミサイル計画を執拗に追求し、そして開発を続けています。この現実を国際社会は直視しなければなりません。対話のための対話には意味がありません。そのことをはっきりと文在寅大統領に申し上げました。北朝鮮にその政策を変更させ、北朝鮮の側から対話を求めてくるよう、国連安保理の制裁決議を全ての加盟国が遵守し、圧力を最大限まで高めていく必要があります。この日米で完全に一致した確固たる方針を文在寅大統領と改めて確認いたしました。日韓米3か国の強固な協力関係は、決して揺らぐことはありません。そのことを北朝鮮はしっかりと認識しなければなりません。北朝鮮には、拉致問題、核・ミサイル問題の解決に向けて具体的な行動を取るよう、引き続き日韓米の緊密な連携の下に、強く働きかけていきたいと思います。以上です。」
ニュース解説は「米国専門家の見方」について。
今週の一曲は朝鮮語がLe Couple(ル・クプル)の「ひだまりの詩」、昨年4月にも登場している。日本語放送は1975年のヒット曲、イルカの「なごり雪」、昨年1月朝鮮語放送で登場している。
ふるさとの声は昨年11月18日新潟市で開かれた忘れるな拉致 県民集会から、横田早紀江さんのメッセージが出ている。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、これも昨日とは違い八俣の電波も強力である。ジャミングも影に追いやられてしまった。26日は月曜日は中国語が出ている。後半1330は朝鮮語放送で、いずれも失踪者の氏名読み上げである。
1405の「しおかぜ」は6085kHz、ノイズジャミングが出ているが受信状態は良い。先週2月19日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHzが特に強い。7295kHzは1kHz下のCNR1のビートが出ているがいつになく強い。9560kHzは弱い。懐かしい日本の歌「おはなしゆびさん」で放送開始。9日毎の再放送パターンである。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージ。2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」において収録したもの。同じく2017年7月8日に開催された「拉致問題を考える国民の集いin福岡」において収録したメッセージ。次いで弟松木信弘さんから2017年8月収録のメッセージ。最後に二番目の姉松木照代さんから、2014年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、最後の周波数アナウンスは台湾送信波のみが出ている。この番組は2017年11月1日、10日、19日、28日、12月7日、16日、25日、2018年1月30日、2月8日、17日と同じ内容である。