1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は9950kHz以外は良く聞こえている。7295kHzがベストである。この時間、一週間続いた最後の番組である。拉致問題インフォメーションは1月22日、第196国会における衆参両院の施政方針演説から北朝鮮に関する部分が出ている。
北朝鮮の核・ミサイル開発は、これまでにない重大かつ差し迫った脅威であり、我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後、最も厳しいと言っても過言ではありません。
北朝鮮に、完全、検証可能かつ不可逆的な方法で、核・ミサイル計画を放棄させる。そして、引き続き最重要課題である拉致問題を解決する。北朝鮮に政策を変えさせるため、いかなる挑発行動にも屈することなく、毅然とした外交を展開します。
三年前、私たちは平和安全法制を成立させました。北朝鮮情勢が緊迫する中、自衛隊は初めて米艦艇と航空機の防護の任務に当たりました。互いに助け合うことのできる同盟は、その絆を(きずな)強くする。
皆さん、日米同盟は、間違いなく、かつてないほど強固なものとなりました。
北朝鮮による挑発がエスカレートする中にあって、あらゆる事態に備え、強固な日米同盟の下、具体的行動を取っていく。日米の緊密な連携の下、高度の警戒態勢を維持し、いかなる事態にあっても、国民の命と平和な暮らしを守り抜いてまいります。
安全保障政策において、根幹となるのは、自らが行う努力であります。厳しさを増す安全保障環境の現実を直視し、イージス・アショア、スタンド・オフ・ミサイルを導入するなど、我が国防衛力を強化します。
年末に向け、防衛大綱の見直しも進めてまいります。専守防衛は当然の大前提としながら、従来の延長線上ではなく国民を守るために真に必要な防衛力のあるべき姿を見定めてまいります。
我が国の外交・安全保障の基軸は、これまでも、これからも日米同盟です。
トランプ大統領とは、電話会談を含めて二十回を超える首脳会談を行いました。個人的な信頼関係の下、世界の様々な課題に、共に、立ち向かってまいります。
ニュース解説は「トランプ大統領の一般教書演説」について、北朝鮮に関してもかつてない多くの部分が割かれた。拉致問題解説は、日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から、先週と同じ拉致問題Q&Aを紹介している。
§ どうなれば、拉致問題が解決したといえるのでしょうか?
拉致問題の解決には、以下に三つを実現する必要があります。
全ての拉致被害者の安全を確保し、すぐに帰国させること。
北朝鮮が、拉致被害の真相を明らかにすること。
北朝鮮が、拉致を実行した者を日本に引き渡すことです。
§ 拉致問題解決のために、日本政府はどのようなことをしているのでしょうか?
我が国は、北朝鮮に対して拉致問題の解決に向けて行動するよう強く要求してきており、例えば、北朝鮮との間の輸出入を禁止するなど、北朝鮮に対して様々な圧力を加えています。
また二国間会談や国際会議の機会を利用し、各国に対し、理解と協力を求めてきています。このほか拉致被害者に関する情報収集や、拉致の可能性を排除できない方々の捜査・調査を行っています。
§ 日本政府は、拉致問題を解決するために、北朝鮮に対してどのような交渉方針で臨んでいるのですか?
政府の対北朝鮮政策の方針は、日朝平壌宣言に則って、拉致、核、ミサイルといった日朝間の諸懸案を包括的に解決するというものです。
拉致問題の解決に向けた今後の対応については、「対話と圧力」、「行動対行動」の原則の下、引き続き、北朝鮮に対してストックホルム合意の履行を求めつつ、あらゆる施策を講じ、全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現を目指す考えです。
§ 拉致問題を国際社会はどのように見ているのでしょうか?
日本を含め北朝鮮による拉致事件の被害者がいる国は14か国に及ぶという指摘もあります。
また拉致問題は、被害者がいる国、いない国を問わず、国際的に追及すべき人権問題です。
このため国際社会は、北朝鮮に対し、拉致問題の早急な解決を要求しています。日本政府の働きかけもあり、北朝鮮への圧力は国際社会においても確実に強まっています。
ふるさとの声は、石岡亨さんへのメッセージ、お兄さんからの2017年3月の手紙が読み上げられている。1357番組終了。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、強力なパルスジャミングが出ているが聞き取りは可能である。昨日と同じ番組で、朝鮮語に次いで1330は日本語放送である。
1405の「しおかぜ」6085kHzも強力なジャミングが出ている。日本語放送で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は3波ともよく聞こえている。台湾からの9560kHzがやけに強い。懐かしい日本の歌「ドレミの歌」で始まった。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年齢を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月のメッセージ。お母さん横田早紀江さんから、同じく2017年4月収録のメッセージ。
2017年7月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin福岡」において収録した横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。今日の一曲は無し、この番組は2017年11月4日、13日、22日、12月1日、28日、2018年2月2日と同じ番組である。