1300代の朝鮮語と日本語放送は7295kHzのみが聞こえている。他は全く入感なし。お天気は非常によく空気も澄み切っており、100㎞以上も離れた雪を頂いた山々の眺望がすばらしかった。まだまだ電波だけはよく飛んでこないようである。
大雪の中「北陸新幹線」は定時運行が行われ、雪に強い新幹線として話題にもなった。雪に弱い「東海道新幹線」とは対照的である。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、強烈なパルスジャミングが出ているが中国語と三つ巴。火曜日は拉致被害者、失踪者家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1992年失踪の笹垣範男さんへ、お母さんの洋子さんとお姉さんの純子さんから。
2001年失踪の後藤美香さんへ、お父さんの日出男さんから。
1998年失踪の菊地寛史さんへ、お父さんの正美さん、お母さんの恵子さんから。
1962年失踪の加瀬テル子さんへ、叔母さんのヨシ子さん、妹さんのマサ子さんから。
1976年失踪の高野清文さんへ、妹さんの美幸さんから、自から作曲した「そうめい」の歌も披露されている。
1325:35に「日本政府からのメッセージ」が放送されている。引き続き1330からも拉致・失踪者被害者家族からの肉声によるメッセージが出ている。右は2015年7月8日に受信。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お父さんの横田滋さんからのメッセージ。
1978年拉致された市川修一さんへ、義姉の市川龍子さんから。
1993年失踪の田中正道さんへ、妹さんの育代さんから
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんの文江さんから。
1981年失踪の辻 與一さんへ、お兄さん太一さんからのメッセージ。
2002年失踪の宮本直樹さんへ、お母さんのはるみさん、お父さんのまさえさんから。
1996年失踪の安西正博さんへ、お父さんの安西茂雄さんから。
1966年失踪の小林 榮さんへ、弟さんの七郎さんから。
1973年失踪の薩摩勝博さんへ、妹さんの品川貴美子さんから。
1969年失踪の今井 裕さんへ、お母さん今井はつよさんから。
1355:35にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。この番組は2015年10月27日、12月8日、2016年2月2日、3月15日、4月26日、6月7日、7月19日、8月30日、10月11日、11月22日、2017年1月10日、2月21日、4月4日、5月23日、7月4日、8月15日、9月26日、11月7日、12月19日と同じ内容である。火曜日の番組は6週目ごとの再放送である。
1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHzがよく聞こえている。6日火曜日は1330と同じ番組が出てきた。後半は9560kHzも浮かんできた。
拉致問題インフォメーションは1月22日、第196国会における衆参両院の施政方針演説から北朝鮮に関する部分が出ている。
ニュース解説は「トランプ大統領の一般教書演説」について、北朝鮮に関してもかつてない多くの部分が割かれた。拉致問題解説は、日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から、拉致問題Q&Aを紹介している。先週と同じ内容である。ふるさとの声は、石岡亨さんへのメッセージ、お兄さんからの2017年3月の手紙が読み上げられている。そして1457から今月の懐かしいアニメソング「ハクション大魔王」が出ている。
1600と1700の「ふるさとの風」はいずれの周波数も聞こえている。今日は日本語放送も4回すべて同じ番組である。拉致問題インフォメーションは1月22日、第196国会における衆参両院の施政方針演説から北朝鮮に関する部分が出ている。北朝鮮の核・ミサイル開発は、これまでにない重大かつ差し迫った脅威であり、我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後、最も厳しいと言っても過言ではありません。
北朝鮮に、完全、検証可能かつ不可逆的な方法で、核・ミサイル計画を放棄させる。そして、引き続き最重要課題である拉致問題を解決する。北朝鮮に政策を変えさせるため、いかなる挑発行動にも屈することなく、毅然とした外交を展開します。
三年前、私たちは平和安全法制を成立させました。北朝鮮情勢が緊迫する中、自衛隊は初めて米艦艇と航空機の防護の任務に当たりました。互いに助け合うことのできる同盟は、その絆を(きずな)強くする。
皆さん、日米同盟は、間違いなく、かつてないほど強固なものとなりました。
北朝鮮による挑発がエスカレートする中にあって、あらゆる事態に備え、強固な日米同盟の下、具体的行動を取っていく。日米の緊密な連携の下、高度の警戒態勢を維持し、いかなる事態にあっても、国民の命と平和な暮らしを守り抜いてまいります。
安全保障政策において、根幹となるのは、自らが行う努力であります。厳しさを増す安全保障環境の現実を直視し、イージス・アショア、スタンド・オフ・ミサイルを導入するなど、我が国防衛力を強化します。
年末に向け、防衛大綱の見直しも進めてまいります。専守防衛は当然の大前提としながら、従来の延長線上ではなく国民を守るために真に必要な防衛力のあるべき姿を見定めてまいります。
我が国の外交・安全保障の基軸は、これまでも、これからも日米同盟です。
トランプ大統領とは、電話会談を含めて二十回を超える首脳会談を行いました。個人的な信頼関係の下、世界の様々な課題に、共に、立ち向かってまいります。
ニュース解説は「トランプ大統領の一般教書演説」について、北朝鮮に関してもかつてない多くの部分が割かれた。拉致問題解説は、日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から、拉致問題Q&Aを紹介している。この部分は先週と同じ内容である。
§ どうなれば、拉致問題が解決したといえるのでしょうか?
拉致問題の解決には、以下に三つを実現する必要があります。
全ての拉致被害者の安全を確保し、すぐに帰国させること。
北朝鮮が、拉致被害の真相を明らかにすること。
北朝鮮が、拉致を実行した者を日本に引き渡すことです。
§ 拉致問題解決のために、日本政府はどのようなことをしているのでしょうか?
我が国は、北朝鮮に対して拉致問題の解決に向けて行動するよう強く要求してきており、例えば、北朝鮮との間の輸出入を禁止するなど、北朝鮮に対して様々な圧力を加えています。
また二国間会談や国際会議の機会を利用し、各国に対し、理解と協力を求めてきています。このほか拉致被害者に関する情報収集や、拉致の可能性を排除できない方々の捜査・調査を行っています。
§ 日本政府は、拉致問題を解決するために、北朝鮮に対してどのような交渉方針で臨んでいるのですか?
政府の対北朝鮮政策の方針は、日朝平壌宣言に則って、拉致、核、ミサイルといった日朝間の諸懸案を包括的に解決するというものです。
拉致問題の解決に向けた今後の対応については、「対話と圧力」、「行動対行動」の原則の下、引き続き、北朝鮮に対してストックホルム合意の履行を求めつつ、あらゆる施策を講じ、全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現を目指す考えです。
§ 拉致問題を国際社会はどのように見ているのでしょうか?
日本を含め北朝鮮による拉致事件の被害者がいる国は14か国に及ぶという指摘もあります。
また拉致問題は、被害者がいる国、いない国を問わず、国際的に追及すべき人権問題です。
このため国際社会は、北朝鮮に対し、拉致問題の早急な解決を要求しています。日本政府の働きかけもあり、北朝鮮への圧力は国際社会においても確実に強まっています。
ふるさとの声は、石岡亨さんへのメッセージ、お兄さんからの2017年3月の手紙が読み上げられている。1627と1727にアニメソング「ハクション大魔王」が追加されている。