2017年11月21日

11月20日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は3波とも強力である。中でも9465kHzが一番強い。9950kHzはニュース解説のあたりからスキップ状態に、全く聞こえなくなった。9465kHzは1329に停波、20秒後9705kHzに出てくる。これも強力である。
拉致問題インフォメーションは、11月6日、日米首脳会談後の記者会見の模様から、安倍総理の発言が出ている。
 「昨年11月、ニューヨークのトランプタワーで大統領と初めてお目にかかったのは、ほんの1年前のことであります。あれから大統領とは、国際会議のたびに、また、何度も電話で会談を重ねてきました。本当に何時間対話を重ねたことでしょう。半世紀を超える日米同盟の歴史において、首脳同士がここまで濃密に、そして深い絆で結ばれた1年はなかったと思います。
 とりわけ、2月に訪米した際、フロリダの別荘にお招きいただき、大変なおもてなしをいただきました。ゴルフを含めて、本当に長い時間を掛けて世界の様々な課題について率直に語り合ったことは、忘れ得ぬ思い出であります。
 そして今回、大切な友人であるトランプ大統領とメラニア夫人を日本にお迎えすることができ、大変うれしく思います。
 北朝鮮を始め、緊迫する地域情勢にあって、今回のトランプ大統領の初めてのアジア歴訪は、歴史的な訪問です。そして、その最初の地が日本であること。これもまた歴史的な意味を更に大きなものとしました。こうして2人で日米同盟の揺るぎない絆を世界に向かって示すことができたと思います。
 Donald, thank you so much.
 この2日間にわたり、ドナルドと国際社会の直面する様々な課題について、非常に深い議論を行うことができました。その中でも圧倒的な重要性を占めたのは北朝鮮の問題です。十分な時間を掛けて北朝鮮の最新の情勢を分析し、今後とるべき方策について、完全に見解の一致を見ました。
 日本は、全ての選択肢がテーブルの上にあるとのトランプ大統領の立場を一貫して支持しています。2日間にわたる話合いを通じ、改めて、日米が100%共にあることを力強く確認しました。
 過去20年以上にわたり、国際社会は北朝鮮との対話を試みてきました。94年の枠組み合意のときも、2005年の六者による合意のときも、北朝鮮は核を放棄することにコミットしました。しかし、その約束はほごにされ、結果的に我々の対話の努力は、北朝鮮に核・ミサイル開発を進めるための時間稼ぎに使われました。
 北朝鮮とは、対話のための対話では全く意味がありません。今は対話のときではなく、対話ではなく北朝鮮に最大限の圧力をかけるときです。北朝鮮の政策を変えさせるため日米が主導し、国際社会と緊密に連携して、あらゆる手段を通じて北朝鮮に対する圧力を最大限まで高めていくことで完全に一致しました。
 トランプ大統領とは、中国が北朝鮮に対し圧力を強化していることを歓迎しました。そして、北朝鮮に核・ミサイル開発を放棄させるため、中国が更に大きな役割を果たしていくことが重要であることも一致しました。
 トランプ大統領が明日訪問される韓国と日本、米国の3ヶ国の協力を更に前に進めていく重要性についても改めて確認しました。
 先ほどトランプ大統領とメラニア夫人に、拉致被害者の御家族と面会をしていただきました。御家族の皆様のお話に、本当に熱心に耳を傾けてくださったことに、心から感謝申し上げたいと思います。
 全ての拉致被害者の御家族が、御自身の手で肉親を抱き締める、その日まで私の使命は終わりません。私は、この問題の解決に向けて全力で取り組んでいく、その決意を新たにいたしました。
 北朝鮮の核・ミサイル、そして何よりも重要な拉致問題の解決のため、追加的な独自の制裁措置をとることを決断しました。北朝鮮の35団体・個人の資産凍結を明日決定します。今後も北朝鮮問題の早期解決に向けて、日米で緊密に連携してまいります。」

ニュース解説は「トランプ大統領のアジア歴訪」について。
ふるさとの声は、2017年9月17日東京で開催された国民大集会から曽我ひとみさんの発言が出ている。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」、今年7月にも登場している。日本語放送は無し。

1300の「しおかぜ」は7410kHzに出ているが聞こえない。ヨーロッパでもよく聞こえているが、20日はパルスジャミングが出ている。かなり強くかろうじて日本語が聞こえている。月曜日ということで失踪者の氏名などが読み上げられているのがわかる。
1405の「しおかぜ」は6095kHz、ジャミングは無い、先週11月13日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は7295、9560、9960kHzである。台湾送信は極めて弱い、音にならないレベル。パラオの9960kHzは強力である。
懐かしい日本の歌「翼をください」で始まった。多分、由紀さおり・安田祥子が歌っている。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での発言から。続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージに収録されている、同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組、最初の曲が変更されただけであとはこれまでと全く同じ内容である。最後の周波数アナウンスは新しい台湾送信のみ。2017年11月2日、11日と同じ内容である。
1600の「しおかぜ」は7335kHz、ジャミングはわからない、同波のCNR2も弱い。八俣からの電波は強力である、受信状態は良い。日本語放送で、失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。この時間帯、41mbで聞こえるのは中国局ばかりである。

1600の「ふるさとの風」、6045kHzは弱いながらノイズジャミングが出ているようだが全く影響はない。この台湾送信はいつも1628に停波している。9690kHzは全く聞こえない。9975kHzは良好である。1330となじ番組で、1627にアニメソングが追加されている。
1700の6155kHzも良好である。この時間は1430と同じ番組である。

1530からのBBCは、5895kHzはジャミングがない、すでに1500過ぎから時々RFAのチベット語を送出している。1830までジャミングは出なかった。
7530kHzはジャミングが出ているが大きな影響はない。9940kHzは弱くて音にならない状態が続いている。
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