1300の「しおかぜ」は7215kHz、ジャミングは出ているが全く影響はない、それだけ八俣からの電波は強い、CRIの混信はあるものの受信状態は良好である。日曜日は朝鮮語放送から、後半1330は日本語放送、昨日と同じ番組である。最初はいつもの緊急メッセージ、続いて相次ぐ北朝鮮から多くの人民が亡命したことに関するニュース。
6月13日北朝鮮軍兵士が韓国へ亡命したというニュースから。兵士の階級年齢などは公開されていない。
6月18日、川を渡って帰順したというニュースなど。韓国に亡命した元北朝鮮外交官・太永浩氏のBBCのインタビューから。
救出への道コーナーは7月4日、アメリカ独立記念日に北朝鮮がICBMの発射テストを行ったこと、ついにレッドラインを超えてしまった。やがて軍事行動に出るだろう、何か起きた時には直ちに大使館へ避難してほしいの呼び掛けている。1354:55に「日本政府からのメッセージ」が出ている。1356に再び緊急メッセージが出ている。
1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9465、9900、9940kHz、1330の「ふるさとの風」は9705、9900、9950kHz、すべて台湾送信である。
拉致問題インフォメーションは6月26日訪米中の杉山外務次官の発言概要が次のように出ている。
冒頭,杉山次官から,サリバン副長官の就任に対する祝意を表するとともに,今後,揺るぎない日米同盟の絆を更に強化していくべく,サリバン副長官と連携していきたい旨述べた。これに対しサリバン副長官から,杉山次官の訪問を歓迎するとともに,地域及び国際社会が直面する問題への対応のため,引き続き日米間で緊密に連携していきたい旨述べた。
両者は,日米関係,北朝鮮,南シナ海などの問題,アジア太平洋地域情勢等について意見交換を行った。両者はまた,アジア太平洋地域の安全保障環境がより厳しさを増しているという認識を共有した上で,インド太平洋を含めた様々な地域や国際社会の諸課題における日米の連携を確認した。
特に両者は,北朝鮮への対応に当たり,引き続き,安全保障面を含め日米及び日米韓の協力を進めていくことの重要性を確認した。また,杉山次官から,拉致問題は安倍政権の最重要課題である旨述べ,我が国の立場を説明し,両者は,拉致問題の早期解決に向けて日米で引き続き緊密に連携していくことを確認した。
ニュース解説は「北朝鮮のICBM発射実験」について。
今週の一曲、朝鮮語は2009年のヒット曲THE ALFEEの「星空のディスタンス」、昨年8月にも登場している。日本語は1979年のヒット曲ツイストの「燃えろいい女」、昨年5月に登場している。
拉致問題解説は原敕晁さんについて、1960年6月中旬、北朝鮮工作員辛光洙によって宮崎県青島海岸から工作船に乗せられ拉致された。当時43歳で、李三俊・在日朝鮮人大阪府商工会理事長の経営する中華料理店「宝海楼」の店員をしていた。その後辛光洙は原さんになりすまし日本に不法入国、工作活動をしていた。偽造パスポート、運転免許証、国民健康保険証まで取得し、1985年2月、原さん名義の旅券を持って韓国に入国し逮捕され、韓国当局の取り調べによって原さん拉致事件が明らかにされた。1984年田口八重子さんと結婚、1986年死亡としているが何の根拠もなく、こうした事実はない。
16日、日曜日はこのあと1430の放送も同じ番組が出ている。
そして1457からは「北朝鮮に拉致され、今なお北朝鮮にとらわれている日本人の皆さんに向け、日本政府がお送りしていますふるさとの風、韓国語で放送しています日本の風はいかがだったでしょうか、今月の懐かしいアニメソングは魔法使いサリーをお届けします、それではお聞きください。」