1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9465、9900、9940kHzである。9940kHzは若干弱い。9465kHzは1329に停波、9705kHzへ切り替わった。
1330の「ふるさとの風」は9705、9900、9950kHz、各波とも急に弱くなり、かなりノイジーである。9705kHzは5kHz上のCNR1がうるさい。拉致問題インフォメーションは6月19日安倍総理記者会見のから質問に次のように答えている。
米中関係が進展すると日本が困るのではないかという指摘はよくあることでありますが、私は全くそうは考えていません。米中の首脳同士が信頼関係を築いて、緊密に協力していくことは世界にとっても私は、また、日本にとってもプラスであると考えています。
世界の様々な課題に、大国である中国、米国とともに取り組んでいかなければならないわけでありまして、これは例えば気候変動の問題もそうでありますし、様々な課題に、共に手を取り合って取り組んでいくことが今、世界で求められているのだろうと、そう思います。
例えば北朝鮮問題への対応であります。北朝鮮に対して最も大きな梃子(てこ)を有するのは中国であります。そのためにも、日米、日韓、日米韓で協力を進めるとともに、中国とも緊密に連携をしていく必要があります。そのために日本から中国にも働きかけますし、米中がいわば認識を同じくしていく。この北朝鮮の問題は世界的な脅威であるという認識を同じくして、そして、同じ方向に向かって進んでいくことがこの問題を解決していく上においても必要だろうと考えています。
中国に対しては、先般、楊潔篪(よう・けつち)国務委員が訪日をした際、私からも働きかけを行いましたが、米国があらゆるレベルで中国と連携して、北朝鮮に圧力をかけていくことは日本にとっても利益になると思います。
いずれにせよ、日本にとって日米同盟は外交安全保障の基軸であります。首脳レベル、大臣レベル、そしてあらゆるレベルにおいて意思疎通を密にして、そしてサプライズがないという関係をつくっていくことも大切であろうと思いますし、今はそういう関係をつくることができていると考えております。
米中間においても、日中間においても、それぞれの関係を発展させていくことが、日米両国ともにプラスになってくいという認識で、今後対応していきたいと思います。
ニュース解説は「米韓首脳会談」について。
今週の一曲は、1971年のヒット曲加藤和彦と北山修の「あの素晴らしい愛をもう一度」、昨年11月にも登場している。
拉致問題解説は、田中実さんについて、1978年6月、北朝鮮からの指示を受けた大阪の中華料理店主の在日朝鮮人により、言葉巧みに誘い成田からウィーンに出国させ、その後、北朝鮮に拉致したもので、当時28歳である、2005年拉致被害者に認定された。日本にはスパイを取り締まる法律はなく、この在日朝鮮人も国内に住んでいたが、2014年死亡したとされる。このあといつものように政府認定拉致被害者の氏名、スケジュールなどが出ている。
1300の「しおかぜ」は7215kHz、ジャミングは弱いが八俣の電波も弱い、早くもスキップ気味か。CRIの近氏が強く聞き取り困難。月曜日は中国語が出ている。後半1330は朝鮮語で、若干持ち直したようだ、CRIを抑えてよく聞こえている。
1405の「しおかぜ」は6165kHz、八俣からの電波は強力である。混信はほとんどわからない。この時間は先週6月26日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、3波とも持ち直し強力である、ジャミングは全くない。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
故郷の声は市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんから2016年2月24日収録のメッセージ。続いてお姉さん市川龍子さんからも2016年2月24日収録のメッセージ。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」、昨年朝鮮語放送でも登場している。曲の組み合わせが変わっただけでメッセージなどは従来と同じ内容である。この番組は2017年2月5日、14日、3月4日、13日、22日、31日、4月4日、13日、22日、5月1日、10日、19日、6月15日、24日と同じ内容である。