2017年07月02日

7月1日「しおかぜ」

1日1300の「しおかぜ」は7215kHz、早くからジャミングが出ている。CRIの混信もあるが、八俣の電波が一番強い。ジャミングの影響はほとんどない。
土曜日は日本語によるニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」から。まず緊急放送ISに次いでいつものメッセージから。「拉致被害者の皆さん、北朝鮮におられる日本人の皆さん、事態が急変しています。しおかぜをはじめとする外国からの放送をお聞きください。日本に連絡できる方法があれば連絡してください。私たち特定失踪者問題調査会の連絡先は電話なら、国番号81の後に、9085179601、FAXの場合は81の後に356945059です。」
北朝鮮から解放されたアメリカ人大学生の死亡に関するニュース。次に金正恩が使っているという贅沢品について。あらゆる不法行為で得た莫大な黒いかねで世界中から買いあさっているという。北朝鮮の労働者が海外で奴隷のように扱われているという、実態の報告。
救出への道コーナーは、6月8日の宮崎での特別検証に参加したことを述べている。1324:53に「日本政府からのメッセージ」、相次ぐミサイル発射に中国北京大使館を通じ、厳重抗議をしたという内容。
1326に再び緊急メッセージが出ている。後半1330は朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送、ジャミングは確認できない、台湾送信はいずれも強力である。この時間は毎日同じ番組が出ている。ニュース解説は「中国専門家の見方」について。6月20~25日に訪韓した際中国の専門家らと会談したことなど。
今週の一曲、朝鮮語は、ZOOのChoo Choo TRAIN、一年ぶりの登場である。日本語は1974年のヒット曲三輪車の「水色の街」、これも昨年8月以来である。
拉致問題解説は、久米裕さんについて。当時東京に住んでいたが1977年9月19日石川県宇出津海岸付近にて失踪。工作員と在日朝鮮人の協力者によって拉致された。北朝鮮側は、久米さんの入境を完全否認している。捜査当局は主犯格である北朝鮮工作員、金世鎬(キム・セホ)について、2003年1月逮捕状をとり国際手配しており、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。平成18年2月の日朝包括並行協議では、北朝鮮側は、金世鎬について「かかる人物は承知していない」とし、無視を続けている。
ふるさとの声は松本京子さんへ、今回から装いも新たに、拉致問題啓発映像作品「~メッセージ~家族たちの思い」から、俳優、宅麻伸さんの朗読で、お兄さん松本孟さんからのメッセージが出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、台湾送信、パラオ送信ともに良好である。ジャミングはない。懐かしい日本の歌「富士の山」で始まった。9960kHzは約2秒遅れで聞こえている。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで孫娘と面会するなど驚愕した話も出ている。
続いて2016年10月2日に開催された「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」で収録した横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。
今日の一曲は無い。この番組は2017年2月3日、12日、21日、3月2日、29日、4月11日、20日、29日、5月8日、17日、26日、5月4日、6月13日と同じ番組である。
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