2017年06月30日

6月29日「しおかぜ」

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信の各波はすべて良好である。ジャミングは確認できない。拉致問題インフォメーションは6月10~13日まで訪韓した二階自民党幹事長の発言など。早期に首脳会談を開くことなどを要請した。
ニュース解説は「中国専門家の見方」について。6月20~25日に訪韓した際中国の専門家らと会談したことなど。
今週の一曲、朝鮮語は、ZOOのChoo Choo TRAIN、一年ぶりの登場である。日本語は1974年のヒット曲三輪車の「水色の街」、これも昨年8月以来である。

1300の「しおかぜ」は7215kHz、ジャミングとCRIの混信はあるが全く影響はない、八俣からの電波は極めて強い。29日木曜日は英語放送である。
1405の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングはわからない。受信状態は極めて良好、先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430「ふるさとの風」は9450、9560と9960kHz、3波とも強力に入感している。パラオ送信の9960kHzは2秒ほど遅れて聞こえる。
懐かしい日本の歌「星の界(よ)」で始まった。讃美歌312番(What a Friend We Have in Jesus)のメロディが使われていることでもよく知られている名曲である。
月なきみ空に きらめく光
嗚呼その星影 希望のすがた
人智は果てなし 無窮の遠(おち)に
いざその星影 きわめも行かん
月なきみ空に きらめく光
嗚呼その星影 希望のすがた
人智は果てなし 無窮の遠に
いざその星影 きわめも行かん

雲なきみ空に 横とう光
嗚呼洋々たる 銀河の流れ
仰ぎて眺むる 万里のあなた
いざ棹させよや 窮理の船に
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での収録から。
続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージから同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組は2017年2月1日、10日、19日、28日、3月9日、18日、27日、5月6日、15日、24日、6月2日、11日、20日と同じ内容である。
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